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鍋を選ぶときのポイント
鍋は種類も大きさもたくさんあって選ぶのに迷うところですが、とりあえずは小ぶりと中くらいの大きさの片手鍋が各ひとつ、ちょっと深さのある大きめの鍋がひとつあればＯＫ。
材質的に扱いやすいのはアルミ製かステンレス製。
アルミ製は熱伝導率がよく、軽くて丈夫だけれど、酸やアルカリには弱いので料理を入れておくと黒ずむことがあります。また経験上、ちょっとぶつけたりといった衝撃でも微妙に変形してきて、ふたがピッチリ閉まらなくなることも。
その点、ステンレスの多重構造鍋は熱伝導率は抜群、さびにくいのはもちろん、酸やアルカリにも強く、こげなどの汚れもあっけなく簡単に落ちます。それから素材の水分だけ、あるいはほんのちょっとの水だけでゆでたり蒸したりができるので、素材の旨みをしっかり活かした料理ができるのも大きなポイントです。その分お値段がちょっと張りますが、他の鍋より格段に耐用年数が長いことや栄養的なこと、弱火で調理できることによる燃料費の節約を考えると、むしろ賢い選択ではないかと思います。
「クリステル」のように、材質が全部同じステンレスで持ち手の付けはずしができ、入れ子でしまえて収納に便利なタイプを選ぶか、持ち手の材質は違うけれど、「ビタクラフト」のように、鍋の形状が底は平らで角に丸みがあり、料理をかき混ぜやすく汚れを落としやすいタイプを選ぶかは、好みの分かれるところです。
