料理のちょっとしたコツとヒント
刺身が残ったら
お刺身が残った時、そのまま冷蔵しておくと鮮度が落ちて美味しくなくなります。
そこで、少し手を加えましょう。
*まぐろが残った時には、酒+しょう油につけておいて、温かいごはんにのせてのりを散らして、まぐろ丼にすると美味しく食べることができます。
*刺身と人参や大根などのつまが残った時には、味噌汁の具にします。
挽き肉が残った時には
一旦解凍したひき肉は傷みやすいので、そのまま再冷凍はしないようにしましょう。
みじん切りの玉ねぎと一緒に炒めて、塩こしょう少々で味つけしてから冷凍しておくと、色々な使い回しができます。
冷凍する時には、小分けしてラップに包んで冷凍しましょう。
*オムレツの具に
解凍してとき卵に混ぜてオムレツにします。
*トマトソースに加えて、ミートソースにしたら、パスタのソースや、グラタンのソースとして使えます。
あさりとしじみの塩抜き
あさりは海で取れる貝ですから、海水と同じくらいの濃さの塩水につけると、砂をよく吐き出します。濃度は3%、水1カップに対して、塩小さじ1くらいが目安です。
塩抜きの時間は5~6時間、砂抜き済みになっているものでも1~2時間浸けておいたほうが安心です。暗くて涼しい場所に置きましょう。夏の盛りには冷蔵庫にいれますが、それ以外の時期は冷蔵庫では寒すぎて口を開かず砂も出ません。
水を飛ばすことがあるので、密閉しない程度に軽くおおっておくといいでしょう。
しじみは河川や河口で獲れるので、真水を使ってあさりと同じように砂抜きします。
あさりのむき身の取扱い
あさりのむき身は、ひだに砂が入っていたり表面が汚れていたり、ぬめりがあったりしますので、一度洗ってから使いましょう。
むき身をボウルにいれて塩を小さじ1杯くらいふり、全体にまぶすようにして手で軽くもみます。
水を注いでざるに上げ、新たにボウルに水を張ってざるごと浸し、流水をかけながらふり洗いをして、汚れを落とします。
最後はざるを上げて、水をしっかり切ってから使いましょう。
むき身は傷みやすいので、早めに使い切るようにしましょう。
かき(牡蠣)の見分けかたと洗い方
かきは身がふっくらとして乳白色、縁は黒く縮んでいるものが新鮮です。9月から4月の頃が旬ですが、築に美味しいのは11月から3月にかけて。
かきは丁寧に洗わないとアクや癖が残ります。
まずボウルに牡蠣の剥き身を入れ、塩小さじ1杯くらいをふって、手でつかむように混ぜてぬめりをだします。
水を注いでからざるに上げ、新たにボウルに張った水にざるごと浸して、揺り動かしながらふり洗いします。汚れやぬめり、塩をしっかり取りましょう。
ざるを上げて水を切ったら、キッチンペーパーの間にかきを並べて、潰さないように軽く抑えて水気を取ってから使います。