料理や素材選びの素朴な疑問
あさりやしじみ、水から入れる?お湯に入れる?
水から入れると、旨みが汁にも出ますから、汁物やスープなどにっからつきのあさりやしじみを入れる場合は水から入れます。貝の美味しい旨みで、だしも不要です。
お湯に入れると身の表面が固まって旨みが貝の中に残ります。身だけを美味しく食べたい料理法の時には、お湯に入れて火を通して利用しましょう。
煮たつときに泡が出ますが、これは丁寧にすくいとりましょう。汁が濁らず雑味もでません。ぐらぐら煮立てると身が固くなってしまいます。貝の口が開いたらすぐに火を止めましょう。
うるち米ともち米の違いは?
私たちが食べているお米には、うるち米ともち米があります。
普段食べているお米はうるち米で、お餅や赤飯を作るときに使うのがもち米です。
うるち米の中には、「コシヒカリ」「ササニシキ」「ひとめぼれ」などのたくさんの銘柄があります。
玄米、胚芽米ってどんなお米?
玄米と言うのはもみの表皮と殻を取り除いたものです。
表面には果皮、種皮、でんぷん層があって、胚芽もついています。
玄米を精米して表面の層を削り取ったものが白米です。削り取ったものがぬかです。
青背魚とはどんな魚?
その字のとおり、背中の青い魚のことです。
鰯(いわし)・鯵(あじ)・秋刀魚(さんま)・鯖(さば)などがおなじみで、赤身系の身のものが多いです。
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富です。
かれいとひらめの見分け方
どちらも平らで同じような見かけをしているので見分けにくいですが、「左ひらめの右かれい」といわれ、皮が黒い方を上に、腹が手前にくるように置いたときに、目が左についているのがひらめ、右についているのがかれいです。
ひらめの方が口がやや大きめなので、「大口ひらめの小口かれい」という言い方もあります。
また、一尾魚の盛り付け方は、正面から見たときに頭が左、腹が手前、尾が右というのが約束事です。ただ、かれいだけは例外で、この向きで盛り付けると目や口が裏側になってしまうので、頭を右にして盛り付けます。