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冷凍した食品の解凍
冷凍した食品は、食材と調理法と食べ方によって、解凍の方法が違います。上手に解凍することで、冷凍した食品でも美味しく食べることができます。
*自然解凍
冷凍した食品を、室温で自然に解凍する方法です。
*電子レンジでの解凍
解凍後、調理せずにそのまま食べるものや、野菜の急速解凍には最適です。
刺身を急いで解凍するときには、表面にうっすら水分が浮き上がったら加熱完了です。
*低温解凍
冷蔵室で時間をかけてゆっくり解凍させるのが低温解凍です。
朝出かける前に冷蔵室に移しておけば、夜には解凍が完了しています。
肉や魚は急速解凍するとドリップが出て味が落ちるので、低温解凍が向いています。
一度解凍した材料は急速に品質が落ちるので、その日のうちに使いきるようにしましょう。
*流水解凍
水道水を流しかけて解凍する方法です。
自然解凍よりも早く肉や魚介類を、味を落とさずに解凍したい時に使いましょう。
冷凍のエビやいかはこの方法が適しています。
*加熱解凍
食品を凍ったまま加熱して、調理と冷凍を同時にする方法です。
野菜類や調理済みの食品の解凍に適します。
コロッケなどの冷凍食品は、170℃くらいの低目の油でゆっくり揚げます。
魚の干物の冷凍は、アルミホイルにのせて焼き網かグリルで焼きます。
冷凍の枝豆やブロッコリーなどの野菜は、塩少々を入れた熱湯でゆでます。