メルマガ NO.9 2006.11.20
<メニュー: 辛いものの話 ごぼうのピリッとから揚げ >
少しでも居心地よく暮らしたいと思い、つい模様替えをしてしまう私。
現在の住まいに越して2年ですが、最初の1年で10回も模様替えをしました。
狭いスペースですから、「もうこれ以上のパターンは考えられないだろう」
と思っていたのですが・・・・・・
子供達が部屋を換えたいと言い出し、私と子供ふたりの3つの部屋を、
息子→娘の部屋へ、娘→私の部屋へ、私→息子の部屋へと
大移動(大げさ?)することになりました。
狭い家の中ではベッドをそのまま出し入れできなくて
いったんバラさないといけなかったり、結構大変でした。
それぞれの家具と道具を移動するのに丸一日がかり、
移動したものを使い勝手がよいように整理するのにまた一日、
ついでにリビングも冬仕様に家具の位置を変えて、モノを整理するのに一日。
いや〜、疲れました。でもこれでまた住み心地が向上しましたよ♪
普段の睡眠不足もたたって、くたびれて
呆れるほど寝てしまいましたけれど。
さて、寒くなってくると、辛味のある食べ物は
新陳代謝を促して体を温めてくれますよね。
と言いつつ、暑い時期は発汗作用があってよい・・・
とか言ってやはり辛いものを食べます。
体にいいといわれる食事法の中には、
辛いものはよくないとしているものも結構あります。
でも辛いものを常食している国に、
あまり不健康そうな人のイメージがないのは、私の気のせいでしょうか?
好みの問題はありますが、
嫌いでなければ適度な辛味は体にいいというのが私の見解。
さて、そんな私。
以前はしょっちゅう辛い料理も作っていましたが、
子供が生まれたら、最初に辛味をつけてしまう料理は
なかなか作らなくなりました。
でも、辛味がほしいな・・・っていうことは結構ありますので、
そんなときは、出来上がった料理に、
辛味の”素(モト)”を混ぜて食べることになります。
何を使うかは料理によって違いますが、
手軽に使えて出番が多いのは、ゆずこしょう・コチュジャン
自家製の唐辛子みそや青唐辛子ペースト・・・
といったところでしょうか。
辛いものといっても、地方や国によって様々。
辛味によってその国らしさというものがあったりします。
唐辛子ひとつとっても、
日本、韓国、タイ、メキシコなど国により、
また種類によっても、香りと辛さが違いますよね。
流行り始めの頃、初めてタイ料理を食べたときには、
「これが同じ唐辛子?」って言いたくなるほどの
それまで経験していない香りや辛味に魅了(?)されて
しばらくはハマっておりました。
その頃は神奈川に住んでいたのですが、都合のいいことに近所に
タイの食材がものすごくそろっているお店があって、
ずい分色々なものを試すことが出来ました。
タイの食材で有名だった東京都内のお店よりも、品揃えはよかったなぁ。
辛い料理を作るときは、
辛味の素をひとつではなく、
最低2,3種類入れると、味と辛さに深みが出るといわれますから、
ぜひそうしてみて下さいね。
九州ではポピュラーなゆずこしょう、
お料理の本でも時々見かけますが、ご存知ですか?
ペースト状にした青唐辛子に、
青ゆずの皮のすりおろしを混ぜたものです。
(赤唐辛子に黄色のゆずを混ぜたものもあります)
辛味をつけるのにはもちろんですが、
少量を風味付けに使うという手もありますから、
ひと瓶冷蔵庫に入れておくと、重宝しますよ。
自家製の唐辛子みそというのは、
にんにくと粉唐辛子をすり混ぜて、お醤油をたらっと加えたもの。
青唐辛子ペーストは、青唐辛子をすりつぶして、
オリーブ油と混ぜたもの。
冷蔵庫でかなり日持ちがするし、
料理によって使い分けると
味のバリエーションが広がります。
さて、そのゆずこしょうを使って・・・
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ごぼうのピリッとから揚げ
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ごぼうのから揚げって美味しいですよね。
シンプルに塩コショウで食べるのが美味しいけど、
たまには、ちょっとだけピリッとさせて、趣を変えてみます。
ごぼうは皮をたわしでゴシゴシ落とすか、
包丁でこそげるかして、5cmくらいの長さに切ります。
太いところは縦に二つに切ってください。
ボウルにだし汁と薄口しょうゆ、ゆずこしょうを入れて
よくまぜ合わせたら、ごぼうを漬けて下味をつけます。
20〜30分おいたらごぼうの汁気を軽く切って、
薄力粉と片栗粉を半々で混ぜたものを薄くまぶしつけて、
中温の油でじっくりカラッと揚げます。
見た目は普通のごぼうのから揚げなんだけど、
パクッと食べるとほのかなゆずこしょうの風味と辛味。
子供も喜んで食べますが、お酒のつまみにもこれまたピッタリ♪
是非お試しくださいね♪
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ニュージーランドの修学旅行から無事もどった息子。
ファームステイではホストのパパ・ママと色々話し、
牧場の仕事を手伝ったり、買い物に連れて行ってもらったり、
ホテルに泊まっていては経験できないことを満喫してきたようで、大満足。
入れ替わりに小学生の娘は、3泊4日の野外研修。
こちらもいろんな体験をしてきたようです。
キャンプファイヤーなどの話を聞いていると、
娘と同じ年齢のときにはじめて行った、学校キャンプのことを思い出しました。