メルマガ NO.19 2007.3.19

<メニュー: ほうれん草蒸しゆで + 下味をつけた肉 >

前回、こちら九州が寒くなったと書きましたが、
先週は東京をはじめ、日本の東方面で寒さがぶり返したようですね。

開花が早いといわれている桜の木たちも戸惑っていることでしょう。

1度暖かくなって軽い格好をしてしまうと、
その後寒さがぶり返しても、冬物を着るのが気分的に嫌で、
出かけるとなると着るモノに困ってしまう私です。

一昨日は息子の17歳の誕生日。
青春真っ只中で、羨ましい限りです(笑)。

誕生日のケーキはいつも自分で焼いていますが、
最初の頃はスポンジがいまひとつしっとり出来上がらなくて、
食感にちょっと不満がありました。
でもちょっとしたコツがわかってから、
ちゃんとしっとり焼けるようになりました。

あとは美味しい生クリームさえあれば、味はバッチリです。
デコレーションは得意でないので、
見栄えは極めてシンプルな仕上げになりますけれど。


今回のメニューは手巻き寿司がいいと言うので、
お刺身類を買い込んで、手巻き寿司とお吸い物と
野菜の和え物など。

それにプラス、うちの手巻き寿司のテーブルには
「エッ?」というものがひとつ並びます。
それはゆで卵のマヨネーズ和え。

そう、サンドイッチの具に使うアレです。

息子が幼稚園のころの仲良し友達に、
お父さんがアメリカ人の一家がありました。
家族ぐるみでお付き合いしていたので、
時々お互いの家で一緒にご飯を食べていたのですが、
ある時うちで手巻き寿司をすることにしました。

その時そこのママが
「手巻きなのに、変なものをリクエストしていい?」
と言ったのが、このゆで卵でした。

お父さんのひと言で一度試してみたら、
子供がえらく気に入って、定番になってしまったとか。

考えてみれば、カリフォルニア巻きなんていうのもありますから、
マヨネーズを使っても別に変じゃありません。

そしてこれが、ノリと酢めしに妙にマッチして
うちの子もとても気に入ってしまい、
それ以来うちの手巻きの時も定番になってしまいました。


娘などは生まれてこの方、うちで食べた手巻きには
当然のごとくこのマヨネーズ和えの卵があったので、
これが普通だと思っていたようです。

きのう食べながら、そのお友達一家のことを懐かしんで、
手巻きの具の話になったら、
「えーっ、これってよそのおうちの手巻きにはないの??」
なんて言ってました(笑)。

貝割れやクレソンを一緒に巻き込んで食べたら、
なかなか美味しいです♪


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   お鍋も選びたい!
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食欲旺盛な子供が一緒にテーブルにつくと、
お肉類の量が少ないと文句ブーブー!

でもそうそうお肉ばかり大量には食べさせられないし、
自分がお野菜をたっぷりリ食べたいということもあって、
つい、お肉にたっぷり野菜を取り合わせたメニューを考えてしまいます。


今の時期、ほうれん草が美味しいですが、
ほうれん草をゆでるのに、普通はたっぷりのお湯で・・・・・
なんてことを言われますよね。
でも、たっぷりのお湯でゆでると、せっかくのビタミンなどの栄養素のうち、
水溶性のものは流れ出てしまいます。

栄養素が流出すると、旨みも減るような気がしていたのですが、
ゆで方を変えてみると、確かに野菜の旨みの残り方が違います。

今は色々な種類のステンレス多重構造鍋が出回っていますが、
こういうお鍋を使うと、ホントに少しの水か、
野菜自身の水分だけで蒸しゆでができ、
野菜の旨みがよくわかります。

ほうれん草を洗ってそのまま蒸しゆでにすると、
普通とりあえずさっと水にさらしてしまいます。
この水にさらすことさえ省いてみたら。。。。。


大量のほうれん草を3cmくらいに切っておいて、
少量の水と塩少々を入れて火にかけた鍋に入れ、
ふたをしてほんのしばらく待ちます。

全体をざっくり混ぜたらお好みで、またはほかのメニューに合わせて
オリーブ油、ごま油、サラダ油などの油類をちょっとだけ、
ビタミン類の吸収率を上げるためにたらーっと回しかけて
もう一度ざっくり混ぜます。

やっと鍋のふたがかぶるくらい大量にほうれん草を入れても、
ほどよい量まで嵩が減るので、あまり意識しないで
たっぷりの野菜を摂ることが出来ます。

ゆでてオイルをまぶしたのとも、さっと炒めたのとも
どことなく違って、とにかく野菜の旨みがしっかり味わえるという感じ。

ほうれん草はアクが・・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、
最近のほうれん草は、品種自体が
アクの少ないものに変わっているのでしょうか。

サラダほうれん草のような、細い柔らかそうなタイプにアクがないのはもちろん、
私はかなり根っこ部分の赤い、しっかりしたほうれん草を購入しますが、
そのほうれん草もこの蒸しゆで法でアクは気になりません。

この野菜をたっぷりお皿に敷いて、
上に下味をつけておいて、ソテーしたお肉などをのせて
一緒に食べるようにすると、
お肉の量がそんなにたっぷりではなくても、
なかなか満足感のあるメニューになります。

下味は
 ☆酒・おろしにんにく・しょうゆ
 ☆ナンプラーとレモン汁でタイ風
 ☆ねぎのみじん切り・ごま・酒・みりん・醤油・ごま油少量を混ぜた韓国風
などなど。
これらに辛味を加えてもいいし、
もちろん簡単に焼肉のタレなんていうのもOKですね。

今日は面倒な料理はイヤだっていう日には、
考えなくてもお肉とたっぷりお野菜が摂れるこんなメニューで簡単に!


ステンレス多重構造鍋、私が使っているのはビタクラフトですが、
これを使い始めた頃には、
「なぜもっと早く買わなかったのかしら。。。」
と、それまで買わなかったことを後悔したくらい、
料理の味、栄養分の保持や、料理の効率、
弱火で短時間で火が通るので燃費(?)のよさ、
どれをとってもメリットがいっぱいです。


よくお鍋を焦がしては(恥)、
こげ落としに多大な時間と労力を使ってきた私ですが、
この鍋だと弱火で調理するので、そもそも焦がすことがほとんどなくなったし、
どんな料理を作ってもするっと汚れが落ちてしまうのが、
洗い物の多い主婦には嬉しいところ。

茶碗蒸しなどの蒸し料理も少量の水でできます。
私は気分でこのお鍋を使うときと、
ちゃんと中華なべに蒸篭を乗せて使うときがありますが、
仕上がりには差はありません。
蒸篭を出したり片付けたりが面倒だと、お鍋にしちゃいます。

時々料理を作る息子も、いっちょまえに
「1人暮らしをはじめる時は、鍋はいいやつを買おう!」
なんて言ってます(笑)。
未体験の方、次にお鍋を買い替えるときには是非ご検討を。


って、今日は料理というよりお鍋の話になってしまいました(汗)。


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