メルマガ NO.66 2008.2.29
<メニュー : 蓮根の効用とレシピ3品>
<心のレシピ: モデリング>
うちの二人の子供、上の息子(高3)は
誰に何を言われても、きちんと返事をします。
小さいときからずっとです。
下の娘(小6)は・・・・
返事をしなかったり、
声が小さすぎてよく聞こえなかったりがちょこちょこ。
こちらの言っていることが聞こえているのかいないのか、
わからないことがよくあります。
「返事はちゃんとしてね」と何度言っても、なかなか直りません。
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モデリング
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子供にはいくら言ってもなかなか言うことをきいてくれない
とはよく言われることですが、それもそのはず
子供は親に言われたとおりに育つのではなくて、
親のまねをして、つまり見たとおりに育っていくそうです。
子供が、教えられなくても周りの人を観察して、
模倣しながら学んでいくことを「モデリング」と言います。
そして子供にとってこの「モデリング」の一番身近なモデルが
親ということになりますね。
私も、娘のやることを見ていて、
まるで自分を見ているみたいと
思わず苦笑してしまったことが何度もあります。
ちょっとした癖とか、
うちの中で笑って済ませられるくらいのことならいいですが、
人とのかかわりなどに関係することは
早く修正しておかないと困る場合もありますね。
返事に関しては、
私自身はちゃんとしているつもり。
でも、二人とも同じように育ててきた・・・・
と言いたいところですが、
私を取り巻く状況が変わったこともあって、
それぞれの小さい頃の私の気持ちの余裕に、違いがあったのは確かです。
だから、自分ではそうと気がつかないうちに、
娘が話しかけたのに、返事をしていなかった
なんてことがあったのかもしれないと思っています。
しつけってなかなか難しい問題ではありますが、
自分自身が子供のいいモデルになっているかどうか、と考えてみると、
やみくもに子供をしかったり、
イライラしないですませられるかもしれませんね。
結局子供を自分の望むように変えようと思ったら、
自分がその望むモデルを演じるのが
一番いいということになります。
言うだけでは直らないとわかれば、その方が楽だし、
それに自分も磨かれて一石二鳥♪
子供のしつけの面だけでなく、
自分が「ステキだなぁ」とか「あの人みたいになれたらいいのに♪」
と思う人のマネをしていると、
マネがいつしか自分の身について、
あこがれていた人と同じような言動が出来るようになっています。
モデリングは自分磨きにもとっても効果のある方法なんですね。
誰の目も気にせず、お金もかからないこの方法、
ぜひ実践してみてくださいね♪
自分を磨くには内面はもちろん、
健康な体やきれいなお肌もはずせませんよね。
そのためには、体の中に不要なものを貯めこまないこと、
つまりデトックスが大事ですが、
デトックス効果の高い野菜に蓮根があります。
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蓮根の効用
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スーパーでは一年中、しかも
真っ白に漂白したものが出回っているようですが、
本来の旬は11月から3月くらいまで。
旬のうちにこの美味しさをいただきつつ、
しっかりデトックスもいたしましょう。
蓮根の主な成分は炭水化物ですが、
最近は食物繊維が豊富なことで注目されています。
食物繊維は大きく、水に溶ける水溶性食物繊維と
水に溶けない不溶性食物繊維に分けられます。
蓮根に含まれているのは不溶性食物繊維で、
血圧を正常に保ったり、添加物などの体に悪影響のある物質を
体外に出す働きがあります。ありがたいですね。
体内に取り込まれた不溶性食物繊維は、
水分を吸収し体積を増やしながら消化されずに腸まで達し、
腸を刺激して蠕動運動を活発にします。
これによって便の量が増えて押し出されることになり、
排便がスムーズになるんですね。
デトックス効果だけでなく、意外にもビタミンCが
たくさん含まれています。
ビタミンCは肌にハリをもたせたりシミを予防したり、
風邪を予防したり、さらにがんを予防する効果も期待されます。
おまけに食物繊維の働きを助ける作用もあるので、
便秘にはダブルで効くということになるわけ。
また、ストレスによってビタミンCがどんどん消費されます。
ストレスに負けないためのビタミンC補給にも
蓮根は役に立つということですね。
切り方や料理法で食感も違いますから、
あれこれ楽しんでみましょう。
輪切り・斜め切り・乱切りなどに切ったもの、
縦半分に切っておいて叩いて砕いたりしたものは、
煮る、焼く、蒸す、炒める、揚げるなどの料理法で。
輪切りでも、ある程度厚みをつけたりうす〜く切ったりで
料理法や食感が違います。
すりおろしたら、汁にとき流す、お焼きにする、
揚げるなどして料理できます。
おろし蓮根の揚げ物は、もっちりした食感で、
一度試してみる価値ありですよ。
【おろし蓮根の揚げ物】
蓮根をすり下ろしてざるにのせ、水気を切ってから片栗粉を少々混ぜ、
塩で薄く味をつけます。
のり一枚を8等分にして、おろし蓮根をのせ
くるっと巻きます。
サラダ油を170度くらいに熱し、
のりで巻いた蓮根をこんがり揚げます。
一度シンプルに作ってみて、次から
人参や干ししいたけのみじん切り、えびのぶつ切り、
枝豆などお好みで混ぜてみましょう。
おしょう油をかけたり、だししょう油につけて食べたり、
レモンを絞ったり、食べ方もいろいろ楽しめますよ。
【蓮根と豚肉のきんぴら風】
薄切りにした蓮根をきんぴらにするのも美味しいですが、
叩いた蓮根と豚肉の薄切りで、同じような味付けにしてみましょう。
蓮根は縦半分に切ってからビニール袋に入れて、
すりこ木で叩くといい具合に砕けます。
豚肉を炒めて種を除いた唐辛子も加えます。
炒まったら蓮根も加えて炒め、
酒・しょう油・みりんを加えて、
汁気がなくなるまで炒めたら出来上がり。
ボリュームも出て美味しい一品になります。
【蓮根の肉詰め揚げ】
これも簡単でお勧めのメニュー。
蓮根の穴に、ひき肉を詰めて
周りに小麦粉をはたいて揚げるだけ。
ひき肉は鶏でも豚でもお好きなほうで。
ひき肉の上から蓮根を左右に動かしながら押し付け、
これをくり返すとスムーズに穴の中に肉が入っていきます。
じっくり揚げて、油を切ったら
からし醤油やお酢+醤油+ごま油のたれなど、
各自お好みのたれで食べましょう。
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さて、健康のために
色々なものをまんべんなく食べましょうと言うと、
好き嫌いの問題が持ち上がるご家庭もあるでしょうね。
うちの子は幸い、息子はほとんど好き嫌いはなく、
娘は果物にいくつかあるくらいで、
日々のご飯には影響がありません。
子供の好き嫌いの原因のひとつには、例えば野菜なら
野菜そのものが旨みのない、
美味しくない野菜を使って料理してあるから
というのもあるような気がします。
これまで知り合った方の中には、
食べられない野菜のあった子供が、
産直とか有機栽培の、味のしっかりした野菜を食べさせたら
「美味しい!」と言って、
いっぺんに好き嫌いが治ったという方が何人もいらっしゃいます。
見栄えや生産効率だけで旬を無視した、
美味しさの抜け落ちてしまった野菜では、
野菜本来の美味しさを感じることは出来ませんものね。
時には野菜を購入する場所や方法を変えてみるのも、
野菜の味を見直したり好き嫌いを改善する方法の
ひとつになるかもしれません。
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今夜は娘とコンサートに行きます。
とーっても楽しみ♪
そして明日は高校の卒業式。
学校の制度と名称が変わって初めての卒業式なので
かなり気合が入っているようです。
式が始まると途中入場は認めないそうなので、
明日の朝バタバタすることがないように、
今夜は遅くまで浮かれないようにしなくっちゃ!