メルマガ NO.71 2008.4.3

<メニュー : 胃腸に優しいレシピ・・・あっさりヴィシソワーズ 豚バラとキャベツの蒸し煮
                         春キャベツのひき肉ドレッシング>
<心のレシピ: 脳幹がHelpと叫んでる>

うちのベランダの前にある桜の大木たちは、
今五分咲きくらいですが、
皆さまのご近所の桜はいかがですか?

つぼみはほころんでも、気温は低いし風は冷たいし、
お花見気分にはいまひとつだけど、
週末はお天気が悪そう。

散ってしまわないうちに
明日あたり花見の宴といきましょうかしら。


さて、私は大人になってから、
歯医者以外のお医者様にかかったことはほとんどありません。

できればお医者様のお世話にはなりたくない、
薬も飲みたくないと思っていますから、
まずは病気にならないように、普段から食べるものや
基礎的な体力を維持することには気をつけてきました。

ただ何年か前、ひどいストレス状態になったときに、
普段これだけ頑丈な(笑)私の胃が
キリキリしたことはありました。


そんな時でも、原因が分かっていれば、
お医者様の力を借りなくても
症状を和らげることができることもあります。
病気や症状を、脳の働きからとらえてみましょう。

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   脳幹がHelpと叫んでる!
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人の脳は簡単に言うと、
身体の基本的な機能をつかさどる脳幹、
その周りを取り巻く本能脳、
さらにその周りを取り巻く理性脳から成り立っています。

その三つは互いに影響しあってバランスを保っているのですが、
何らかの原因で理性脳が本能脳を押さえ込み過ぎてしまうと、
その影響で脳幹がキャパシティー・オーバー、
つまり「もう耐え切れませ〜ん」という状態になります。

脳幹は心臓や胃、腸、呼吸、体温の調節、ホルモンや免疫機能など
身体の基本的な機能を担っていますから、
そこがキャパシティー・オーバーになると
病気や症状として現れてきます。

そう考えると、病気や症状は、
「脳のバランスが崩れていますから、自分の体に注意を向けなさい」
というサインだととらえることができます。

なぜそうなったのか、どこのバランスが崩れているのか、
自分を見つめることで、
自分の中のゆがみを取り戻せるチャンスといえるのです。


病院に行って診断を仰ぐのもひとつの解決法ではありますが、
自分の内側からの声にも、耳をすませてみましょう。

脳の機能はとてもひと口では言い表せないくら
多岐にわたっていますが、
シンプルなとらえ方をすると、
今自分に起きている症状の解決の糸口が見つかるかもしれませんね。


理性脳が本能脳を押さえ込むとストレスになります。
ストレスで胃腸の調子が悪くなったというお話は
私の周りでも聞きます。

あっという間に潰瘍ができたりしますから、気をつけないといけません。

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    胃腸に優しいレシピ
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胃腸の調子が悪いときに、
おなじみの野菜の中で効果を期待できるのが、じゃが芋とキャベツ。

じゃが芋のスープは、食欲がないときでも、
食べやすいメニューのひとつですね。

普段すごい食欲のうちの娘も、たまに調子が悪いと食欲イマイチになりますが、
そんな時でも「ポテトスープなら飲める」と言います。

温かいほうが体にはいいかもしれませんが、
季節や体調によっては、冷たいほうが食べる気になることもありますよね。
もやしを加えた冷たいポテトスープのレシピはこちら。
→→【あっさりヴィシソワーズ】
温かいのを食べたいときは、出来上がった熱いままでどうぞ♪


キャベツは胃薬の名前にも使われている
ビタミンU(別名キャべジン)が含まれていて、
いかにも胃腸に効きそうですよね。

ビタミンUは胃壁の粘膜を丈夫にしたり、
胃壁が傷ついたときに回復を助けたり
潰瘍を抑えるなどの効果があります。

また、胃腸の中で消化・吸収を助けるミネラルや
ビタミンC、食物繊維、カルシウムも多く含まれます。
豚肉とあわせると、良質のたんぱく質とビタミンB1も加わって
強力なレシピになります。
→→【豚バラとキャベツの蒸し煮】


豚バラの脂分が気になるときは、肩ロースやロースを使ってくださいね。
こういったシンプルな料理は、
取り分けてから、各自が好きな味を添えて食べられるのもいいところ。

このレシピで使っている「石垣島のラー油」は、
美味しい上にとても薬効のありそうな調味料ではありますが、
これ以外にも、
そのままシンプルな塩味にこしょうを振っただけ、とか
お醤油と柚子こしょうでちょっと刺激を効かせて、とか
ポン酢であっさりと、などなど
その時の体調や気分にあわせて食べることが出来ます♪

キャベツは、薬膳の基本である中医学でも
「肝臓や胃腸の働きを助け、身体の衰えを補うもの」
とされているそうです。

胃腸の働きを良くすると、体にたまった老廃物も流れやすくなります。
冬の間って、何となく体の動きも鈍くて
体の中もいろいろ溜め込んでいそうな気がしませんか?

美味しいついでにデトックスもできると、嬉しいですね♪
春キャベツをざっくり切って、
パンチの効いたドレッシングをかけてもりもり食べるのも
この季節ならでは。

ねぎとにんにく、生姜のみじん切りをサラダ油で炒めて、
豚挽き肉を加えてしっかり炒めます。
途中、豆板醤も少々加えましょう。

しょう油とみりん、味噌少々と日本酒を加えて4〜5分加熱し、
ほぼ煮つまったところで
お皿に盛ったキャベツにざざっとかけます。

全体をよく混ぜると、
熱いドレッシングでキャベツがほどよくしんなりして、
ピリ辛ドレッシングの味と春キャベツの甘さがからんだ
美味しいサラダになりますよ♪

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1日は息子の大学の入学式でした。
興味津々の私は、しっかり式に出席。
そのあとの教授との懇談会にも出席。

彼らはこれから4年間、好きなだけ
自分の学びたいことに時間を使えるんですよね。

いいなぁ。
私も大学生になりたいっ!と思っちゃいました。


初日から早速新しい友人関係を築き始めた様子の息子。
どんな大学生活を送ってくれるのか、楽しみです。


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