メルマガ NO.73 2008.4.18

<メニュー : 脳の働きを活発にするレシピ
          うなぎの蒲焼きと豆腐の重ね蒸し 豚レバーと新玉ねぎのソテー>
<心のレシピ: マイナスの話がプラスになる 勉強しなさいと言うまえに >

陽射しが明るくて、窓を全開にしておくと
通り過ぎる風がとっても心地いい♪

と思ったら、翌日は冷たい雨で、
いったん仕舞ったセーターを、また引っ張り出してみたり。
気まぐれなお天気が続いています。

でも、あちこちで新芽の柔らかいグリーンを目にすると、
気持ちがリフレッシュされますね♪

思わず部屋の中もスッキリしたくなります。
子どもたちもそれぞれ新しい学校生活が始まったのを機に、
部屋を片付けて不用品を処分し、
ずいぶん気分転換できたみたいです。


親は子どもに「部屋をきれいにしなさい」とよく言いますが、
リビングや玄関がいつも乱雑では、
あまり聞きいれてはもらえませんよね。

片付けた端からまた家族が散らかしていきますから、
常にリビングをきれいにしておくのも大変ではありますが、
自分の中でちょっとしたルールを作ってみると、
意外にすんなりスッキリイメージを作ることができたりします。

たとえばうちは、
リビングのテーブルが大きくて(部屋は狭いのに・・汗)、
食事のときに全面は使わないので、
何となくテーブルの一部が常に物を置くスペースになっていました。

それをある時「よしっ!」と、
常駐していた物たちの置き場所を変えて、
食事時など何かをするとき以外
テーブルの上には何も置かないことに決めたんです。

そうしたら、
それだけで部屋のスッキリ感がまるで違って、効果抜群!
リビングを片付けておくのがずいぶん楽になりました。


親は子どもの手本にはならないといけませんが、
かといって、親が完璧すぎるのも問題。。。。。。。

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   マイナスの話がプラスになる
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自分にとって手の届かないような人や
スキがないように思える人が、
意外にもろいところがあるのがわかったり、
自分と同じようなちょっとした失敗をしたのを見ると、
ホッとすると言うか、親近感がわいたりしませんか?

それから、自慢ばかりしている人の話は
うんざりしたり、近寄りがたい感じがしますよね。

実は自分に自信がない人ほど、
かえって自慢ばかりしてしまうものですが、
話している方も聞いているほうも
そんなことは解っていないことがほとんど。

人は、相手のマイナス面を見ると、
それが安心につながるところがあります。

だから自慢話の後に、ちょっとした失敗談をすれば
ぐっと垣根が低くなるというわけなんですね。

これは自分が話しをするときに使える、大事なポイントです。
プラスの話をしたら、ちょっと笑える失敗談をはさむ。
そうすると相手の気持ちは、ぐんとあなたの方に近づきます。

無意識に話していると、ついついプラス方向の話ばかりになって、
「いい加減やめてくれないかなぁ」とか
「こんなスキのない人を相手にしているのは疲れるなぁ」
と思われていたら困りますね。

この法則(?)、恋愛でも仕事の上でも、
知っているのといないのとでは、
結果に大きな違いがでてくるのではないでしょうか。


職場で「すごいですねぇ」なんて言われ、
「何でもできる自分は尊敬されて、株が上がってるな」
と思ったら大間違いで、

部下や同僚は自慢話にうんざり。
空返事をしているだけで、実は敬遠されているかもしれません。


しっかり者でいたいあなたが、「あらっ」と失敗してみると、
「何でもきっちりそつなくやるのかと思ってたけど、
こんなところもあるんだ。
意外だけどなんだかかわいいなぁ」
と、ダンナ様や恋人とのラブラブ度が高まるかもしれません。


親子でもそう。
子供にこうあってほしいという思いや、
親たるものスキを見せてはいけないという思いから、
「お母さんが子供の頃はよく手伝いをしてほめられたわ」
「玄関の靴なんて、いつもささっと揃えていたものよ」
「言われなくても勉強してたわ」
「○○で表彰されたの」
なんていう話ばかり聞かされると、子供はうんざり。

だんだん右の耳から左の耳へ・・・・・
通り抜けるだけになってしまいます。

ひとつ「しっかり者だった自分」を語ったら、
「でも、こんなところがドジでねぇ」なんて言ってみると、
そうか、そんなドジなところがあったんだと親近感がわき、同時に
「でもするべきところは、しっかりできていたのか・・・・」
なんてすんなり受け取ってもらえます。

親子といえども、言うことを聞いてもらうには、
親が子供を惹きつける魅力的な存在でいないといけません。

そのためには「完璧な親を演じないこと」も
大きなポイントになるようですね。


まぁこれ幸い、私はどうあがいても
完璧な親を演じることなどできませんが(笑)。
子どもから「お母さん、ちょっとまた〜」と言われるくらい、
おっちょこちょいぶりを発揮していますから〜〜

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   勉強しなさいと言うまえに
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さて子どもたちは新学期が始まって、
学ぶことが一段と増えてきます。

特に小学校から中学校、中学校から高校、
高校から大学へと進むと、
それまでになかった教科も出てきますね。

「しっかり勉強してね」と言いたいところですが、
体と同じように脳も健康でないと、
習ったことが頭に入っていきません。

子どもだけではなくて、大人も
いくつになっても新しいことにチャレンジしたり、
脳を老化させないために、
脳の健康を守る必要があります。

脳の健康と食べ物の関係をみてみると、
脳を活性化する栄養素には、
DHA(ドコサヘキサエン酸)、レシチン、糖質、
コリン、アミノ酸などがあります。


このうちレシチンは大豆やその加工品、卵黄に含まれていて、
脳のニューロンの接合部分であるシナプスで分泌される、
神経伝達物質の合成に欠かせない大切な栄養素です。

それなのに、
現代人のほとんどはレシチン不足だそうです。

大豆にはアミノ酸、コリンも含まれているので
脳を活性化するにはもってこいの食品。

大豆もその加工品もアレンジしやすく
色々な形で摂りやすいので、
毎日何かしら食べるようにしたいですね。


糖質は脳や神経系に対する唯一のエネルギー源ですから、
欠かすことはできません。

米、小麦粉、穀物類、砂糖、はちみつなどがありますが、
中でも効率的に摂取できるのは米。
毎朝きちんとご飯を食べる、そんな簡単なことが、
脳をしっかり働かせることにつながるんですね。


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   脳の働きを活発にするレシピ
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たっぷりの豆腐と、
DHAを含んでいるうなぎを取り合わせたレシピで、
脳の働きをいちだんと活発にしましょう。

うなぎの蒲焼きと豆腐の重ね蒸し

深めの器に豆腐をいれ、その上に
うなぎの蒲焼きを切り分けたものをのせます。
最初から刻んである”きざみうなぎ”を利用するのも、手軽でいいですね。

これを湯気のたった蒸し器に入れて、
強火で蒸すこと5〜6分。
そのままでも食べられる食材ですから、
中心まで温まればOKです。

だし汁にみりんと淡口しょうゆ、塩を加えて煮立て、
片栗粉でとろみをつけたたれを、
蒸しあがった蒲焼き&豆腐にかけて出来上がり。

材料の分量などは ⇒ こちらです。

小ねぎの小口切りや、季節によっては大葉を刻んで散らしましょう。
お好みで粉ざんしょうや柚子こしょうやわさびを添えると、
ぐっと大人の味になりますね♪


【豚レバーと新玉ねぎのソテー】

豚レバーには、脳の記憶形成を助ける
コリンが含まれています。

今が旬の新玉ねぎとソテーするだけの簡単レシピ。
レバーは下味をつけて食べやすくしましょう。


豚レバーは水か牛乳にしばらくつけてから、
きれいに洗います。

水気を拭いてひと口大に切ったら、
しょう油におろしにんにくと日本酒、片栗粉少々を加えたものに
15〜20分くらい浸けておきます。

新玉ねぎは大ぶりのくし型に切っておきましょう。

中華なべで豚レバーをソテーし、
ほぼ火が通ったら新玉ねぎも加えます。

豚レバーを入れたら、すぐにかき混ぜないのがポイント。
片栗粉が入っているので最初はくっついていますが、グッと我慢、
少し火が通ってからかき混ぜれば大丈夫です。

新玉ねぎに軽く火が通ったら、
オイスターソースを少量まわし入れ、全体にからめて出来上がり。

新玉ねぎは炒め過ぎないように、
ちょっと歯ごたえを残すくらいが美味しいです。

  ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆

食べることはもちろんですが、
お料理すること自体が、脳の中でも特に大切な
前頭前野の働きを活性化するそうです。

とういうことは、子どもに料理のお手伝いをさせるのも
勉強の効率を上げるうえでは大事なんですね。

だからというわけでもないけれど、
きのうの夕方、娘に
「お野菜切るのを手伝ってくれる?」と頼みました。

人参を半月切りに、ねぎを斜め薄切りに、キャベツはざく切りに。

人参を切ってねぎを切って・・・・
「よしよし、いい調子」とちょっと目を離したら、
あらまぁ、キャベツは全部手でちぎっておりました〜〜!

「だってちぎった方が、ちょうどいい大きさにできるんだもん♪」
ですって(汗)
え〜、包丁で切らなきゃ・・・・・・

母の思惑、大ハズレでした〜〜〜(爆)

  ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆

今日は午後、中学校の初の授業参観と懇談会。
キャベツを手でちぎったわが娘、中学校ではどんな様子かしら。

おやつに何を作っておきましょう・・・・と考えて、
思いつきで黒ゴマ風味のロールケーキを焼いてみました。
はてさてどんなお味やら。

美味しかったら、次回このレシピもお伝えしますね♪


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