しつけと子どもを認めてあげることの狭間で
人の悩みや問題は、すべて不安から派生していて、
不安というのは自分に自信がないから生じる。
生まれた時は愛で満たされていた子どもは、
自分を疑うことなど知らなかったはずなのに、
親の言動によって、自信をなくしていく。
本を読んでいて、そんな文章に行き当たったとき、
自分の子供のころを振り返ってみたら、
たしかにそうかもしれないと思った。
と同時に、今自分は
わが子に対してそんな言動をとっていないか?
子どもに不安をうえつけていないか?
ものすごく気になりだした。
日々いろんなことを学んで、
子どもへの対し方も、自分なりに改善しているつもりの私だけれど、
まだまだ改善の余地はありそう。
自分が自信を失った子どもだったから、
わが子に同じ思いを味あわせないように、
いらぬ悩みや問題を抱えこまなくていいように、
子どもを愛で包んであげたいと思ってはいるのだけれど。
今日友達と街へ出かけるためのお金をねだった娘と、
昨夜お金の使い方、考え方について話をした。
ちょっと厳しいかもしれない、
友達はほしいものを買えるのに、自分は・・・・
と思うかもしれないと考えながら、
私の考え方をちゃんと話した。
子どもの人格を否定しないで、自由な心を尊重しながら、
親の考えの押し付けにならないように
生きていく上でのルールを教えるのって
ほんとに難しい。
今日友達に会ったらなんと、
友達も昨夜、お母さんから私と同じようなことを言われたそう。
朝は不機嫌に出て行った娘だったけれど、
気の合う友達と一日過ごして、見たいものを見たり、
二人で親から言われたことを語り合ったりもして、
帰ってきたときはすっかりにこやかな顔になっていた。
ちょっとホッとして、今夜は娘のリクエストのままに、
お好み焼きとチーズ入りのオニオンスープで夕食。
子どもと楽しく時を過ごせるのって、
やはりすごく幸せ・・・と感じながらの夕食でよかった♪