メルマガバックナンバー NO.130 2009.8.3

<メニュー : ニョッキ サバの南蛮漬け >
<心のレシピ: 快適な更年期のために >

集中豪雨に見舞われたり、気温は高いのに梅雨はあけたのかまだなのか、
はっきりしないお天気です。

なるべくエアコンは使いたくないけれど、
あまりにも暑いと、
エアコン無しでは何もする気になれないのも確かですよね。

室外機の熱風に後ろめたさを感じながらも、
除湿にエアコンを使うこともあります。

人が長期間宇宙に滞在できるほど科学技術が発達しているのに、
なぜ熱風を出さない冷房方法がないのでしょう??

冷えた室内で過ごしたうえに、冷たい食べ物ばかりでは
あっという間にバテてしまうので、
適度に暑いものや辛いものなども食べるようにしましょうね。

============================================☆★
   ニョッキ
============================================☆★

ニョッキはベーシックなじゃが芋で作るもののほか、
かぼちゃで作るもの、セモリナ粉で作るものなどありますが、
だいたい家に常備してあるじゃが芋なら、
思い立った時にすぐ作れます。

裏ごすのが面倒なら、フォークなどでつぶしてもOK。
手順はいたって簡単ですし、
ソースのバリエーションでいろいろ楽しめます。

トマトソースで食べたり、
シンプルにバターとパルメザンチーズだけというのも美味しいですが、
せっかく今の時期の時期に作るなら、バジルソースがお勧め♪

じゃが芋はなるべく丸ごと、
大きいときは大ぶりに切って柔らかくゆで、
最後は水を捨て、しっかり水分を飛ばします。

皮をむいて熱いうちに裏ごし、またはしっかりつぶしましょう。
そこに溶きほぐした卵と粉、塩少々を加えてよく混ぜ合わせます。

打ち粉をふって2cmくらいの棒状にのばし、
2〜3cmくらいに切り分けてから、それぞれを平たい円形に丸めます。
フォークで表面に筋をつけると、ソースのからみがいいですね。

あとはソースを用意して、ニョッキを熱湯でゆでるだけ。
熱湯に入れたニョッキが浮き上がってきたら
ざるにあげて水気を切ってから、ソースにからめます。

丸めた状態で冷凍もOK。
使うときは凍ったままゆでればいいので、
冷凍庫にあると「もうひと品」という時に便利ですよ♪

使う粉は薄力粉を使う場合と、強力粉の場合がありますが、
出来上がりの質感が、薄力粉だとさらっとした感じ、
強力粉だと少しもっちりした仕上がりになりますから、
お好みで使い分けてください。

私はセージバターで食べるのもとっても好きです。
フライパンにバターを入れて火にかけ、
生のセージの葉を入れて香りを移し、塩少々を加えるだけ。

簡単だし、セージとバターの香りがからんで美味しいです。
是非お試しを♪

分量の目安やレシピカードのダウンロードは⇒⇒ こちらからどうぞ♪

============================================☆★
   サバの南蛮漬け
============================================☆★

南蛮漬けは鯵がおなじみですが、鯖で作るのもなかなかです。
たっぷりの野菜も一緒に漬け込んで♪

鯖は大きめのひと口大に切って塩をふり、10分くらいおいて
水気をしっかりふきます。

お酢としょう油、みりんを合わせた中に、
種をとった唐辛子を加えてつけ汁を作り、玉ねぎの薄切りを入れましょう。

鯖に薄力粉を薄くはたいて、中温の油でじっくりカラッと揚げたら、
揚げたそばからつけ汁に浸けていきます。

人参の細切り、ピーマンの細切り、さっとゆでて斜めに切ったオクラなど、
お好みの野菜もたっぷり加えて30分ほどおいたら出来上がり。

酸味のきいた料理は蒸し暑い時期でも食が進み、
夏バテ防止にももってこいです♪

============================================☆★
   快適な更年期のために
============================================☆★

更年期障害なんてまだまだ先、関係ない?
いえいえ、そういう方も、
若いうちから気をつけておくことで
症状を軽減することも可能ですから読んでおいてくださいね。

更年期障害には、
ほてり、のぼせ、動悸、頻脈、多汗、めまい、むくみ、頭痛、
生理不順・月経過多・不正出血などの生理異常、尿失禁、
イライラ・不安・うつ・睡眠障害などの精神的なものなど様々な症状があり、
どの症状が現れるかも個人差があります。

40歳から60歳くらいの間に出てくると言われますが、
最近は30代でそういった症状が現れる若年性更年期も増えているそうです。

卵巣の機能が衰えて、
卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンの量が減少することが、
大きな原因のひとつと考えられています。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌して、
卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

でも、更年期を迎えた卵巣は、
必要な量のエストロゲンを分泌できなくなっています。

エストロゲンには体温を下げる働きがあり、
もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンには体温を上げる働きがあって
女性の体は高温気と低温期が交互に訪れる仕組みになっていますが、

エストロゲンが減少しても分泌が追いつかず不足してしまうと、
体温が下がらなくなってしまうんですね。

そのためにホットフラッシュと呼ばれる
のぼせやほてり、多汗などの症状が現れるそうなんです。

またこの年代は、子どもが手を離れたり、夫が定年を迎えたり、
親の介護をする必要が出てきたりする時期でもあります。

こういった急激な生活のリズムの変化に体や気持ちがついていけず、
ストレスとなって更年期障害の原因になるとも考えられます。

ただ、この時期の変化だけではなく、
若い頃の無理なダイエットや不規則な食事、生活習慣によって
ホルモンバランスが乱れていることも原因のひとつと言われていますから要注意。


きのうの読売新聞には、
長期授乳によって更年期症状が軽減されるという記事が載っていました。

大分の大学が行った研究により、
一年以上にわたり母乳育児をした女性は、
更年期症状が現れにくい傾向にあるという調査結果が出たそうです。

女性ホルモンの大きな変化は出産によっても起こり、
母乳を与え続けているときには、次子を妊娠しないように、
自然にエストロゲンの分泌が抑えられているそうなんですね。
更年期と似たようなホルモンバランスになっているわけです。

つまり「長期授乳をした女性は、
一度更年期と同じようなホルモンバランスを経験しているために、
更年期の低エストロゲン状態に順応できる」
と分析されているということでした。

もちろんいくら母乳育児をしたくても、
母乳が出ない方や赤ちゃんに恵まれない方、
子どもを持たない生き方を選択なさる方もいらっしゃいますよね。

そういった方でも、夫婦関係や仕事に満足度が高かったり、
適度な運動をしていたり、
更年期障害に関する知識が高いと症状が軽い傾向があるそうですから、
更年期を気持ちよくすごくためには覚えておいた方がいいですね。

気持ちの持ち方ひとつで、精神的な症状に変化も見られますから、
自分にあったメンタルトレーニングを気軽に受けてみるのもお勧めです。


更年期を自分でチェックする簡略更年期指数(SMI)というのがありました。
気になる方は以下の症状の、強・中・弱・無の点数を合計してみましょう。

                     強 中 弱 無
1. 顔がほてる ・・・・・・・・・・・・・・10  6  3  0
2. 汗をかきやすい ・・・・・・・・・・・・10 6 3 0
3. 腰や手足が冷えやすい ・・・・・・・・・14 9 5 0
4. 息切れ、動悸がする ・・・・・・・・・・12 8 4 0
5. 寝つきが悪い、眠りが浅い ・・・・・・・14 9 5 0
6. 怒りやすく、イライラする ・・・・・・・12 8 4 0
7. くよくよしたり、憂うつになる ・・・・・ 7 5 3 0
8. 頭痛、めまい、吐き気がよくある ・・・・ 7 5 3 0
9. 疲れやすい ・・・・・・・・・・・・・・ 7 4 2 0
10. 肩こり、腰痛、手足の痛みがある・・・・ 7 5 3 0

0〜 25点・・・特に問題なく更年期をうまく過ごせています。
26〜 50点・・・少し問題あり。食生活・運動に気をつけて無理をしないように。
51〜100点・・・気になるようなら更年期外来を受診してみたほうがいいかも。

だそうですが、あくまでも目安ですので参考までに。
ちなみに私は5点でした。
子どもを二人とも、1年以上母乳で育てたので、
そのおかげもあるのかもしれませんね。

============================================☆★

年齢の割には目にちっとも問題がなかったのに、
このところガタッと衰えが・・・・(汗)。

考えてみたら、一時期ものすごく細かい手作業を延々しては、
本を立て続けに読んで長時間パソコンに向かって文章を書き、
寝る時も横になってからしばらくは本を読み・・・・を連日続けて、
ほとんど目を休めていなかったのが原因のように思われます。

眼鏡をかけると気持ち悪くなるので、
何とか回復しようと、
「目に優しく」をモットーに過ごしている今日この頃です。

没頭するとつい目の疲れを忘れてしまいがちですが、
落ちた視力を取り戻すのは大変なので、
皆さんもお気をつけくださいね♪


関連記事