メルマガバックナンバー NO.133 2010.11.26
<アンチエイジング効果抜群の鮭>
<鮭のソテー きのこガーリックソース>
<変化を恐れる気持ちの裏返し?>
そろそろ紅葉の季節も過ぎ、寒さを感じ始めた今日この頃ですが
皆さまお元気にお過ごしですか?
以前はもっとじっくり秋を楽しめていたように思うのですがが、
最近は季節のうつろいも気ぜわしくなっているような気がしませんか?
猛暑や大雨で野菜のお値段高騰がニュースになったりしましたが、
そんな時は地場産の野菜に目を向けたり、
手に入る食材で使い回しを工夫して脳を活性化させる
いいチャンスと考えてみるといいですね♪
さて前回のメルマガでおさらいしましたが、
私がお伝えしたい、無理なくできる
バランスのいい食卓への考え方は、
・穀類、肉魚類、豆(豆腐)類、海藻類、
たっぷりの野菜類(葉物・根菜両方)が
一日の食事の中に必ず入っている。
・食材はなるべく地場のもの、季節のものを使う。
・野菜は火を通したものと生のものとを食べる。
・食材はなるべく丸ごと使う。
といったところでした。
今日もこれをベースに
バランスよく食材を使った献立をお伝えします。
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アンチエイジング効果抜群の鮭
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世界で2番目に美容にお金をかけているといわれる日本。
外側から磨きをかけることはもちろん大切ですが、
口にするもので肌への影響もまるで違ってきます。
せっかくの美容効果を高めるためにも、
口にするもの、しないものの選択をしっかりしたいですよね~。
最近アンチエイジングのスーパーフードとして
注目を集めているのが鮭。
鮭、サーモン、呼び名も種類も色々あって、
輸入物の冷凍物、解凍物、塩蔵の物などは一年中出回っていますが、
日本で獲れる鮭の旬は秋。
いずれにしても選ぶときには
皮の色がきれいで、
身がしまって弾力や透明感があり、崩れていないものを選びましょう。
パック入りの物はドリップ(汁)が出ていないかも要チェックですね。
DHA(ドコサへキサエン酸)、EPA(エイコサぺンタエン酸)、カルシウム、
アルギニン、ビタミンA、ビタミンB群、D、E、タウリン、アスタキンサンチンなど
様々な栄養素を含んでいます。
その中でもDHAとEPA、ふたつの脂肪酸には、
学習や記憶の能力を向上させたり、
生活習慣病の予防するという大きな働きがあります。
それから鮭の身の赤い色素を構成しているアスタキンサンチンは、
カロテノイドの一種で、非常に強い抗酸化力を持っているので、
生活習慣病を予防する効果がありますし、
日焼けによるお肌のシミ・そばかすの改善も期待できます。
またたんぱく質が豊富で、消化・吸収もすぐれているのが特徴で
幼児やお年寄りにもおすすめですね。
煮たり蒸したり焼いたり揚げたり、いろんな方法で調理できますし、
スモークサーモンなどは手軽にそのまま楽しめるのも嬉しい♪
では鮭を使って、今日の献立を組み立ててみましょう♪
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鮭のソテー きのこガーリックソース
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材料は鮭、きのこ類(えのき、舞茸、シメジ、エリンギなど2~3種類)、にんにく
酒、醤油、バター、塩、こしょう、小麦粉、サニーレタス。
鮭は軽く塩こしょうして、小麦粉を薄くはたきます。
にんにくは薄切り、きのこ類は割いたりほぐしたりしておきましょう。
サニーレタスは洗ってしっかり水気を切り、
適当な大きさにちぎって盛り付けるお皿にこんもり広げておきます。
フライパンにオリーブオイルをひいて、鮭をソテーします。
最初やや強火で両面を焼いたら、
少し火を弱めて中心までしっかり火を通してこんがり焼きあげ
サニーレタスの上に盛りつけます。
フライパンにバターを加え、にんにく→きのこの順に炒めて、
しんなりと火が通ったらお酒少々と醤油を加え
全体にささっと絡ませたら鮭とサニーレタスの上にかけて出来上がり♪
熱いきのこソースが絡んだ鮭とサニーレタスがとっても美味しいです♪
サニーレタスは少ししんなりとなってたくさん食べれるので、
ちょっと多めに盛っておいて大丈夫ですよ~。
二品めはまず大根をシンプルに炊きます。
輪切りか、太いものなら半月切りにした大根を
だし汁でもコンソメでも、お好みのスープで
ごく薄い塩味で程よい柔らかさになるまで炊きましょう。
厚みは、あまり厚くすると後の味の絡みが悪いので
1~1.5cmくらいでしょうか。
出来上がったらオリーブオイルでソテーします。
醤油とバルサミコ酢を加え、
両面こんがりと味がからまったらお皿に盛ります。
小口切りにした小ねぎを散らしたら出来上がり♪
もうひと品は豆腐とひじきの炒り煮。
水で戻したひじきとざっと崩した豆腐、細く切った人参を軽く炒めてから、
みりん少々とひたひたより少なめくらいのだし汁で煮ます。
時々かき混ぜながら煮詰め、
途中で塩をふって味をつけ、汁気がほとんどなくなったら出来上がり♪
上に削り節をぱらぱらっとふるか、
あれば花椒(ホワジャオ)をふって変わった風味で楽しむのもおすすめ。
さてこの3品とご飯で、
穀類・・・ご飯
肉魚類・・・鮭
豆(豆腐)類・・・豆腐
海藻類・・・ひじき
野菜類・・・サニーレタス、大根、水菜、きのこ、小ねぎ、人参
と、一日の食事の中に必ず入れたい食材が全部摂れることになりますね♪
ご飯はできれば雑穀米、胚芽米、五分づき米、七分づき米、玄米などが
健康にも美容にもよろしいで~す♪
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変化を恐れる気持ちの裏返し?
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何がって、物への執着です。
掃除術の本は以前からあれこれ出ていますが、
最近は「断捨離」の影響もあって
ますます片付けブームですよね。
私も、これまでにも何回か
大がかりにモノ捨てをしてきたつもりでしたが、
先日また、「まだまだ!」と何かにせかされるように
思いっきり処分し、残したモノは整理整頓をいたしました。
何個もの膨らんだゴミ袋を見ると、
これじゃあ部屋もごちゃごちゃしていたはずだと思ってしまいます。
やたら物を捨てないのは、物を大切にしているからよと
言い訳がましく思ったりもしますが、
よく考えてみると
いつか必要になるかもしれないと思って、
使われないままただ持っているのは、
モノにとっても自分にとっても、いいことではないんですよねぇ。
必要でないものを溜めこんでいると、
モノに囚われてしまって自分の視界とか価値観とかが狭まり、
変化の足かせになるような気もしませんか?
今回のかなり思い切った片付け、
部屋はもちろん、気分的にもかなりスッキリして癖になりそう。
まだ捨てるものはないかと、ついあちこちに目をやってしまいます(笑)
やってみようと思っているけどまだっていう方!
早く取りかかりましょ♪
きっと良い変化が起こってきますよ♪