メルマガ NO.12 2006.12.26

<メニュー: 黒豆  真っ黒ご飯 >

クリスマスも終わり、今年も残すところあと数日。
お正月の過ごし方はおご家庭によりそれぞれでも、
大掃除だけはキチンとして、
新しい年に”吉”を呼び込みたいですね。

最後になって全部のお掃除をまとめてやって、
すっかりくたびれてしまうことが多い私は、
今年は心していっぺんにやらず、
先週からちょこちょことやっつけています。

だから、ちょっとだけ余裕です(笑)。


新年早々試合があるとかで、冬休みも息子は部活漬け。
田舎に帰る日程も取れないので、
シンプルなおせちを用意して、我が家で年末年始を迎えます。

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    黒豆を煮る
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普段からよく豆を食べていますが、
お正月と言えば登場するのはやはり”黒豆”。

全国的に黒豆はふっくら、
しわが寄らないように仕上げるのが相場だと思っていましたら、
関西と関東では違うそうです。

関西ではふっくら、九州の私の実家も
しわはなかったと思うのですが、
関東では「しわの寄るまで長命に」という思いをこめて、
表面にシワを寄せて仕上げるそうですね。


あまりこだわらずに炊く私の黒豆は、
ほどほどふっくら・・・という感じになります。


洗った黒豆を水に入れ、8〜10時間浸しておきます。
火にかけて煮立ったら丁寧にあくをとって、
豆が踊らない程度の火加減で2〜3時間。

豆が柔らかくなったら、砂糖を2回に分けて加え、
最後に醤油を加えます。

しっかり煮汁につけたまま冷ましましょうね♪

どちらも途中豆が顔を出した時は、水を足しながら煮ます。


煮る時間はあくまでも目安ですから、
豆を指でつぶして煮え加減を確認しながら煮ましょう。

お砂糖の量は、個人や家庭で
それぞれ甘さの好みがあると思います。

私はあまり甘くしないので、普段は
300gの豆に対して150g程度で煮ておき、
甘くして使いたい時だけ砂糖を足したります。

でもおせち用はもう少し甘めに、
200g強くらいで作ります。

お醤油は大さじ2杯程度。


関西風にふっくらと仕上げたい時は、
水・砂糖・醤油をあわせた調味液を煮立てて、
その中に洗った黒豆を入れて8〜10時間浸しておくという方法で。

そのまま火にかけて煮立ったら丁寧にあくをとって、
豆が踊らない程度の火加減で5〜6時間煮ます。


よく、錆びた古釘を一緒に入れて煮るとよいと言われますが、
これは古釘の錆びの鉄分がアントシアニンと反応して
アントシアン鉄という色素を作り出し、
黒豆をよりいっそう黒光させて煮あげる効果があるからだそうです。

でも、そんなことしなくても
自然の黒豆の色そのままでいいのではないかと思うので、
私は入れないで作ります。
古釘なしで煮ても、黒さ(?)は十分ですよ♪

いっぺんに食べきれない時は、小分けにして冷凍しておきましょう。
ちょっとした箸休めのほか、おやつやデザートの材料に
いつでも使えて便利ですよ♪

☆パンや蒸しパン、ケーキに焼きこんでおやつに。

☆生クリームを泡立てて、お好みでラム酒でもちょっと加えたものを
 小鉢に盛った黒豆に添えて、デザートに。

黒豆の甘煮100gと1カップのゆで汁をミキサーにかけ、
 ヨーグルト150gとあわせ、冷凍します。
 凍ったらもう一度ミキサーにかけてから冷凍すると、
 体によさそうなシャーベットの出来あがり♪


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    黒のパワー
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黒豆の皮の黒い色のもとになっている物質は、
アントシアニンという色素で、ポリフェノールの一種です。
大豆そのものの高い栄養価に加えて、
アントシアニンの効果を兼ね備えた黒豆は、
常食したいヘルシーフードのひとつです。

アントシアニンには、老化の原因である活性酸素を除去する働きがあり、
血液をさらさらにしたり、体脂肪をつきにくくしたりします。
その結果、動脈硬化や高血圧などの
生活習慣病の予防効果があると考えられます。

また視力を向上させる働きもあります。

さらに皮膚に含まれているコラーゲン同士を結びつけ、
その働きを強くする働きもあるので、
肌の張りやつやがよくなります。

煮汁にはこのアントシアニンがしっかり溶け出ているので、
捨ててしまわないでくださいね〜!
お湯で薄めて飲むなど、無駄なくいただきましょう。


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今日は最後まで「黒い」お話です(笑)

色の黒い食品には、
パワーを秘めているものがたくさんあるんですよね〜。

昨日の夕食に作った、うちの定番ご飯のひとつ、
その名も「真っ黒ご飯」も、
その黒いパワーをたくさんいただけます。

お米は研いでざるにあげておきます。
きくらげ・しいたけ・人参を細かく切って、
ひじき・ごま・松の実と一緒にごま油で炒めて、
あとは研いだお米と一緒に炊くだけ。

お米は、普通のお米ともち米を半々で作ることが多いけれど、
きのうはもち米だけにして、ちょっとだけ黒米も足しました。

もちろん普通のお米だけとか、
普通のお米に黒米をちょっと加えてでもOKです。
だし汁、しいたけの戻し汁と酒・醤油で炊きます。

もち米だけの時は、圧力鍋で炊くとすぐに炊けて便利です。
それ以外は普通のご飯の炊き方で大丈夫。

分量と出来上がりの様子はこちらをどうぞ♪

名前の通り、色は真っ黒!
でも材料でわかるように、滋養たっぷり。
今回はだし汁で炊いたけれど、
ベジタリアンでない方は、チキンスープで炊いても美味です〜♪


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クリスマスイブのケーキを1ホール、
自分用に自分でデコレーションしたいと言う娘。

ご希望通りココア味のスポンジを焼いてやったら、
それにチョコクリームを作ってたっぷりと塗りつけておりました。

息子はシンプルな苺のケーキがいいと言うので、
こちらは私がデコレーション。

そうなんです、ケーキが2個!

大人の感覚でいくとちょっと呆れてしまうけれど、
自分が子供だったら・・・・と考えてみると、
ケーキを丸々1個、好きにしていいよと言われたら、
飛び上がって喜びますよね♪

クリスマスだけの特別ということで、
2日間にわたってデザートにもおやつにも、
「自分の」ケーキを美味しそうに食べていた
うちの子供たちでした。


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