メルマガ NO.52 2007.11.9 <秋刀魚のハーブグリル、ジンジャービスケット >

昨日は新鮮な秋刀魚があったので、
お刺身で食べようと買って帰ったのですが、

学校から戻った娘に「今夜のご飯、何?」と聞かれて
「秋刀魚のお刺身」と答えたら、
「秋刀魚だったら、この前のがいい。今日はお刺身の気分じゃない〜」
と却下されてしまいました(泣)。

「この前の」というのは、秋刀魚のハーブグリルのことです。

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   秋刀魚のハーブグリル
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秋刀魚は、そのまま塩焼きというのはもちろん美味しいいのですが、
上にハーブの小枝をのっけてグリルしただけで、
秋刀魚の香ばしさにハーブの香りが絡まって
これまた楽しめる一品になります。

秋刀魚は丸ごとでもいいですし、
私は耐熱皿の大きさに合わせて、半分の長さに切りました。

丸ごとならお腹はそのままでもいいですが、
半分に切ったら内臓を出してしまった方がいいでしょう。

両面に軽く塩をふっておきます。

下にじゃが芋を敷いて一緒にグリルしましょう。
7〜8mm厚さに切ったじゃが芋は、
秋刀魚と同時にオーブンに入れると
焼き上がりのタイミングが違うので、
先に軽くグリルか蒸し煮にしておきます。

大き目の耐熱皿にオリーブオイルをしいて
軽く火を通したじゃが芋を並べ塩をパラパラっとふります。

その上に秋刀魚を適当に並べて、
全体にオリーブオイルをたらしましょう。

ハーブはローズマリーやタイム、セージなど
お好みで2〜3種類。
枝ごと秋刀魚の上におきます。

あとは秋刀魚に火が通って表面がパリッとするまで
グリルするだけです。
出来上がりの写真は >>こちらをどうぞ♪


いつもはじゃが芋を使いますが、
きのうはさつま芋2種を使ってみました。
これもいけます。

食べる時にお好みで、
レモン汁やしょう油を少量かけても美味しい♪

下に敷いたお芋にも、
秋刀魚の旨みとハーブの香りがしっかりついて
とっても美味しいです。

一年中使えるローズマリーとタイムは、
いろいろな料理に出番も多いので、
庭やベランダや出窓に、是非一鉢植えておいて下さい。
料理の幅がグーンと広がりますから♪


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   ジンジャービスケット
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しょうが、英語ではジンジャー。
根しょうがは魚や肉料理の臭み消しとして、
下味に使ったり料理の際に加えたりしますね。
また香味野菜として、すりおろしたり細く刻んだりして、
料理に添えたり混ぜたりします。

しょうがには、ぴりっとした風味がありますが、
これは「ジンゲロン」「ジンゲロール」などの辛味成分で、
血行を促進するので血液の循環を良くして、
体を温めて代謝を上げます。

冷えやすいこれからの季節、毎日でも摂りたい食材のひとつです。

たんぱく質分解酵素も多く含んでいるので、
消化を助け血液をサラサラにする効果もあるんです。

カレー粉の材料のひとつでもありますが、
料理に使う以外には生姜飴や砂糖漬けなど、
甘いおやつに加工したものもありますね。

うちで作るおやつにも、ジンジャービスケットがあります。
レシピはいくつかあって、その時々で使い分けていますが、
今日は黒砂糖を使ったものをご紹介しましょう。

黒砂糖は冷えにも効きますし、
月経不順や生理痛を和らげる働きもありますから、
しょうがと一緒にビスケットにしておくと
手軽につまめていいですよね。

口当たりも甘さも優しいビスケットです。


室温で柔らかくしたバターに黒砂糖を加えてよく混ぜ、
はちみつ、卵、おろししょうがも加えて混ぜます。

ここに薄力粉・ベーキングパウダー・シナモンをあわせてふるって入れ、
今度はへらで全体を混ぜ合わせます。

すぐ焼くと生地が割れてしまうので、
混ぜ合わせた生地はまとめてラップで包んで
冷蔵庫でしばらく寝かせます。

何等分かして、1cm厚さの円形にまとめてもいいですが、
全体を1cm厚さにのばして、
好きな形に切り分けて焼くのも楽しいですよ。

フォークでプスプス生地を刺して模様をつけて天板に並べたら、
180℃のオーブンで20分くらい焼きます。

分量と写真は >>こちらのページをどうぞ♪

すりおろしたショウガと黒砂糖をお湯で割った
黒糖ジンジャードリンクや、
紅茶にはちみつか黒砂糖とすりおろしたショウガを加えた
ジンジャーティーなどにするのも、
手軽に毎日しょうがを摂る方法としておすすめです♪


  ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆

高校3年の息子は受験生。
今どきの入試はいろいろなタイプがあって、
説明を聞いてもよくわかりません(汗)。

私立の入試も一般の筆記試験のほかに、
推薦入試やAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)といって、
自己推薦制などに似た入試形態があり、
そのAO入試がこれまた大学により学部により、さまざまな方法があります。

うちの息子の場合、第1志望の大学の受ける学部に推薦枠がなく、
論文入試なるAO入試がありました。

AO入試に挑戦してダメなら、その私立の一般入試を受け、
さらに公立のセンター入試も受けなければいけません。
そうなるとこの後もしばらくは勉強にいそしむ日々が続き、
しかも来年は元旦から模擬試験という苦しみの(笑)日々。

AO入試で通ってしまえば、
今後3〜4ヶ月間の過ごし方が全然違ってきます。

先生からは大変だからやめといたほうが・・・と言われた
その論文入試を受けたのがほぼ1ヶ月前。

そしてやっとドキドキの発表の日がやってきました。
結果は郵送されてくるんです。

昨日速達で届いたのですが、自分で開けたいと言っていたので、
午前中に届いた封書を透かしてみても文字は読めず、
やきもきしながらも、私は息子の帰りを待つのみでした。

やっと夕方遅くに帰ってきた息子が、
速達の封を切りました。

ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ・・・・・


「よっしゃ、やった〜〜〜〜〜〜!」の雄叫び!

どうにか一番の難関は突破できました。

このあと2次試験の面接があるのですが、
それには全然不安がないようなので、
ひとまずホッとした我が家です。

ま、これで面接に落ちちゃうと笑いものですねぇ。


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