メルマガ NO.69 2008.3.22
<メニュー : カルシウム摂取レシピ、 アマランサス入りの食パン>
<体のレシピ: 紫外線の効能 カルシウム>
<心のレシピ: うなずきの効果>
人は話をするときに、言葉だけではなく
同時に色々な情報を発していますよね。
笑ってみたりあくびをかみ殺したり、
会話に間(ま)をとってみたり。
言葉を発するときに現れるそんな情報のことを
パラランゲージと言います。
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うなずきの効果
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同じ言葉を発していても、声の高低や口調、顔つきなどで
人柄や気持ちの状態がずいぶん違って伝わりますよね。
楽しそうだなぁ、怒っているのかしら、
退屈しているんだ・・・・なんていうことがわかります。
パラランゲージひとつで、話が楽しくなったりつまらなくなったり、
弾んだりしらけたり、長くなったり短くなったり。
そんなパラランゲージのひとつに「うなずき」がありますが、
話しているときに相手が返事をしながらうなずいてくれると、
話をしっかり聞いてもらっている、
わかってもらっているという気持ちになりませんか?
安心して話せるので、
つい口数が多くなってしまったなんていうことも
あるかもしれませんね。
実際に、聞き手がうなずいただけで
話し手の話の長さが50%増えたという実験もあるそうです。
会話の場を盛り上げたいときには
人の話を聞くときに、返事をしながらうなずいてみましょう。
家族の間でも同じ、食事時にも使わない手はありません。
「うん、うん」「へー」「そうなんだ」
なんて言いながらうなずいてみたら、
「もうちょっと話してくれたらなぁ・・・」なんて思っていた子供や夫が
思いのほかたくさん話してくれるようになるかもしれませんよ。
楽しい食卓は、美味しい食事はもちろん
楽しい会話があってのものです。
うなずきひとつで会話がスムーズに流れて、
コミュニケーションがとりやすくなったらもうけもの♪
ぜひお試しくださいね♪
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紫外線を毛嫌いしないで
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季節の変わり目は、体調を崩したり、
お肌の調子が乱れがちになります。
ちょっと肌の調子が悪いと、すぐに化粧品に頼って
とっかえひっかえ、パックだマッサージだとやってしまいがち。
でも、肌のトラブルは内臓が不調だったり、新陳代謝が悪かったり、
つまり体の中が原因になっていることが多く、
こういうときにマッサージをすると、肌に負担をかけるばかりで
余計肌の老化を早めることになりかねません。
お肌にとって一番の栄養クリームは人間の皮脂だと言われていますね。
体調が整っていて皮脂が正しく分泌されれば、
化粧品に頼らずとも、お肌は自然に潤ってくるというわけです。
自分の体と向き合って、
肌に良いたんぱく質、ビタミン、カルシウムをたっぷり含んだ食事をして、
早めに就寝、ぐっすり眠ってみましょう。
お肌の調子が好転する可能性大です。
さて、日増しに陽ざしが明るくなってくる季節、
日焼けの大敵紫外線は、
真夏より春先から初夏にかけてが要注意と言われていますね。
近年、紫外線は美容にとって敵対視されてばかりですが、
美肌つくりに効果のあるカルシウムの吸収に欠かせないのがビタミンD。
ビタミンDは日光に当たることで合成されます。
ビタミンDは動物性の食品、なかでも魚類には多く含まれますが、
食品だけから摂取するのはなかなか難しいようです。
だから、紫外線を気にして日光に当たらないでいると、
ビタミンDの合成が阻害されてカルシウムの吸収が悪くなり、
お肌の調子が悪くなりがちになるんです。
若い頃は日焼け大好きだった私でしたが、思いっきり焼く代わりに
バランスのいい食事と、
特にビタミンCの補給には気をつけていました。
そのせいか、よく日焼けしている割には
肌のトラブルを感じたことはほとんどありませんでしたが、
陽に当たることの効用もあったのかもしれませんね。
最近の子供たちの骨折が増えているのも、
外に出て太陽の下で遊ぶ機会が極端に減ったことで、
カルシウムの吸収が阻害されているからとも言われています。
また「骨粗しょう症なんて、年をとってからの話よ」と思われがちですが、
骨密度は若年時のカルシウムの摂取量が多いほど
高いことがわかっています。
カルシウムは日本人には慢性的に不足していて、
「日本人に最も不足しているミネラル」とも言われているそうです。
一日中ビルの中で働いている人、
家の中でごろごろしがちな人、
冬場陽ざしの弱い地方に住んでいる人などは、
特に不足しているのではないかと思われます。
自分の美容や丈夫な骨作りのためだけでなく、
子供たちの遠い将来のためにも、
日々の食事でカルシウムをしっかり摂ることと、
適度にお日様にあたることが大切なようですね。
ただし、真っ黒になるまで日焼けすると、
逆にビタミンDの合成能力は落ちるそうですから、
あくまでもほどほどに。
カルシウムを摂るのに最も適していて、
長い間完全栄養食品とまで言われてきた牛乳ですが
最近その定説を覆す理論が注目を集めています。
「牛乳は人間には不要だ」と言う説には、
確かに納得できる点が多いし、
健康を保つのに牛乳が必需品ではないかもしれません。
でもねぇ、チーズ大好きだし、
美味しい生クリームを使ったケーキもたまには食べたい!
乳製品全部を私の食生活から排除するのは
今のところ難しそうです。
カルシウムの供給源として、骨ごと食べられる小魚は
ぜひこまめに利用したい食品ですね。
丸干しの鰯は、中くらいのもの5尾で
一日に必要なカルシウムを補給できるそうですよ。
鮭の水煮缶やオイルサーディンなども
手軽に骨ごと食べることが出来ます。
また、煮干やちりめんじゃこ、しらす干し、干しえびなどは
一回に使う量は少なくても、
色々な料理にちょこっとずつ加えることが出来ます。
常備してマメに使いましょう。
ちりめんじゃこを軽く炒めて、
大根葉、小松菜、セロり、ほうれん草など、
いずれかの葉物と炒めあわせ、ちょっとお醤油をたらした一品は、
地味ながらとても栄養効果の高いおかずになります。
それから以前ご紹介した大豆とひじきのかき揚げ。
これに煮干しかちりめんじゃこを加えると、
さらにパワーアップします。
→ こちらのレシピに、じゃこを加えるだけです。
うちでは細切りのさつま芋を天ぷらにするときにも、
煮干しを加えることがあります。
これもおすすめです〜♪
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気軽に雑穀ーアマランサス
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たっぷりの野菜とともに、毎日摂りたい雑穀と豆類のレシピは、
どしどしお伝えしたいと思っています。
雑穀はご飯に混ぜ込むと手軽に摂れますし、
パンの場合も、全粒粉やライ麦粉、
オートミールや軽く茹でたアワなどを混ぜて、
漂白した小麦だけで作ることはほとんどなくなりました。
こういうものを混ぜると、どうしてもちょっとしっかり、
重たい感じのパンになります。
これはこれで美味しいのだけれど、
捨てがたいのがしっとりふっくら焼けた食パン。
時々無性にそんな食パンのトーストが食べたくなります。
でも今さら漂白した粉だけのパンは何だか抵抗があるし、
かといって下手に混ぜ物をすると、
ふっくらしっとりの食パンにはなりません。
でもね、最近いい組み合わせを見つけました。
アマランサスという雑穀をご存知ですか?
これは残念ながら国産ではないのですが、
オーガニックのものが手に入るので使っています。
このアマランサスをちょっと茹でてから、
パンの生地をこねるときに加えてみたら、
ふっくらしっとりの食感を損なうことなく、
いい具合に焼きあがりました。
雑穀はどれも優秀な栄養成分を持っていますが、
→ アマランサスの効能もたいしたものです。
これが入っていると思うと、罪悪感を感じることなく(笑)、
食パンを食べることが出来ます。
とても小さい粒なので、パンやお菓子や料理に、
気軽に使えると思います。
ざるの目は通り抜けるくらい小さい粒なので、
洗うときには茶漉しを使って
こぼれないように、流してしまわないように気をつけましょう。
アトピー性皮膚炎の人のアレルギー対応食に使われるくらい
アレルギー反応も少なく、味も癖がないので、
雑穀初心者の方にも、おすすめですよ♪
アマランサス入りの食パンを作ってみたい方、
レシピは>>こちらです。
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今週小学校の卒業式が終わり、
やっと私の身辺も落ち着いてきました。
たまたま卒業式の数日前に、娘が小さい頃の写真を引っぱりだす必要があって
ちょっとのつもりで見はじめたら・・・・・・・
止まりません。
生まれたときの写真からずーっと見てしまいました。
おチビさんだと思っていた娘も、このところ急に大きくなって、
いつの間にか私と同じ背丈。
しっかり育ってくれて、感激ひとしおの卒業式でした。
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子供二人の卒業式に関係したことや入学の準備など、
なんだかで時間をとられ
このところやりたいことがアレもコレもストップ気味。
少し前までの私だったら、
かなり気が急いていたかもしれません。
思い通りに自分の予定が進まないことに、
ちょっとイライラしていたかもしれません。
時間の上手な使い方、「タイムマネジメント」については、
仕事をしている男性や独身女性はもちろん、
自分の時間を確保しにくい、子供のいる人にとっては
切実に気になるところですよね。
私もタイムマネジメントの本を読んでみたり、あれこれ計画を立ててはみても、
すぐに予定外のことが発生して、計画倒れ。
「私ってダメねぇ・・・・・」と自己嫌悪に陥ることもよくありました。
でも、「タイムマネジメント」のとらえ方をちょっと変えてみたら、
焦ることも自己嫌悪に陥ることもなくなりました。
そんなことも、これからお伝えしていきたいなぁと思っています。
しかぁし、焦りや自己嫌悪からは開放されましたが、
遅れた分は取り戻さなきゃ!
寒さも遠のいてきたことだし、
春を楽しみつつ、気合を入れることにいたしましょう♪