メルマガ NO.82 2008.6.19

<メニュー : 冷たいパスタ2種(スモークサーモン & ひじき)>
<心のレシピ: 聞いていますか子どもの話>

きのうから初めての期末試験に望んでいる娘。
ところが冷や汗が出るくらい生理痛がひどくなったらしく、
「問題も読めなかった」・・・・・あわわ

「再試験を受けるようにして、
保健室に行けばよかったのに」と言うと、
それは嫌だったんですって。

食欲は旺盛な彼女が、
給食も食べれなかったと言いますから、
相当きつかったのでしょう。

ホルモンのバランスもまだまだ取れていないし、
体の面でも心の面でも難しいお年頃。
大人の感覚だけで親があれこれ言っても、
すんなり聞くものではありません。

私は心理学を学んだことで、
自分の中で大きな良い変化がたくさん起きましたが、
固定観念についての話も、
大きな収穫をもたらしてくれたもののひとつです。

親は特に、子どもに対しては自分の観念を押し付けがち。
そんなつもりじゃなくても
知らず知らずにそうしていることも多いものです。

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    聞いていますか子どもの話
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親の期待通りにことが運ばなかったときに
子どもについ言ってしまうひと言に
「ダメねぇ」というのがあります。

親としては軽い気持ちかもしれませんが、
それが積み重なると
子どもはだんだん自分に失望するようになります。

自分に失望した子どもは、
他人を批判したり攻撃したりすることで
自分への失望と戦おうとするようになるそうですから
怖いですよね。

それに、「ダメねぇ」と言う親に対しては、
自分の行動や考えを素直に話せなくなるかもしれません。
だって、「もしかしたら否定されるかも・・・・」と思ったら、
話したくなくなりますよね。


自分の気持ち、子どもの気持ち、
バランスを取るのが難しいときが確かにあります。

私は、つい自分の考えを押し付けそうになって、
「子どもの言い分も聞かなきゃ」と思っても難しかったとき、
たまたま読んでいた本の中に、とっても心に響く詩があって、
ハッとしたことがあります。

この詩を読むと、
子どもに対してやさしくなれる気がするので、それ以来
ちょっと棘っぽくなりかけている自分を感じたら
読むようにしています。

D.ウェイトリーという人が書いた詩です。


『子供の話に耳を傾けよう。』

きょう、少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
さもないと、いつか子どもはあなたの話を聞こうとしなくなる。

子どもの悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な勝利の話も、どんなにささやかな行いもほめてあげよう。
おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子どもに何があったのか、何を求めているかを見つけてあげよう。

そして言ってあげよう、愛していると。毎晩毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。

子どもの悪い点ばかりをあげつらっていると、
そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子供は自分を成功者だと思って育つ。

きょう、少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
そうすれば、子どもはあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。

      『自分を最高に活かす』(加藤諦三訳)より


「今時間がないの」「忙しいからあとでね」
って言いそうになったら、
この詩を思い出してくださいね♪


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   冷たいパスタ2種
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献立を考えていて、娘に「何食べたい?」と聞くと、
このところ毎回返ってくる返事は「パスタ!」。

毎度その希望を聞いているわけにもいきませんが、
冷たいパスタは、
蒸し暑くて献立を思いつかないときにはいいですね。

というわけで最近作った冷たいパスタ2種です。
まずはスモークサーモンをたっぷり入れた、
ごちそうサラダっぽいひと皿。

薄切りにしたスモークサーモンは、
みじん切りのケイパースとオリーブオイルで和えて、
冷やしておきます。

野菜はピーマンとカラーピーマンを薄切りにしてたっぷり。
これもにんにくのみじん切りと塩、オリーブオイルでマリネして、
冷やしておきます。

パスタは塩を効かせて所定の時間茹で、
作っておいた氷水にすばやく入れます。

しっかり冷えたら水気を切って、
スモークサーモン、ピーマンと混ぜて器に盛り、
上に3cmくらいに切った貝割れを散らします。

冷たいパスタの場合、
水につけると味が落ちるのではないかとか、
あれこれ試してみた結果、
落ち着いたのが、今やっている方法。

たっぷり氷を入れた水に入れて、とにかく急いで冷やす。
冷えたらしっかり水気を切る。
この水気の切り方が半端だと、仕上がりは台無しになります。

両手でつかめるくらいの量ずつ、
布巾かキッチンペーパーにのせて、しっかり「ギュッ」!

あとはささっとオイルをからめ、
ほかの具材を混ぜるかソースをのせるかします。

今日のは、サーモンも野菜も
オイルたっぷりでマリネしてあるので、
絞った(?)パスタに速やかに混ぜれば大丈夫です。

う〜ん、
キンキンに冷えた白ワインをお供にしたくなります(笑)。

分量の目安やレシピカードのダウンロードは ⇒⇒こちらから♪


もうひとつの冷たいパスタは、ひじきを使ったもの。
ドレッシングに麺つゆを使って、ちょっと和風にしました。

野菜は軽く塩もみした細い千切り人参と水菜。
ひじきは水につけて戻し、水気をしっかり切ります。

パスタは先ほどと同じように、茹でてサッと冷やし、
これまたしっかり、水気を切ります。

パスタを茹でている間に
サラダ油、ごま油、めんつゆ、お酢、
淡口しょう油でドレッシングを作っておきます。

あとはドレッシングでパスタとひじきと野菜を和えるだけ。

分量の目安とレシピカードのダウンロードは ⇒⇒こちらです♪

  ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆

さて、珈琲党とかと紅茶党という言い方もありますが、
皆さんはどちらをよく飲まれますか?

私は紅茶も好きですが、
毎朝飲んでいるのは熱い珈琲。
19歳の頃に、行きつけだった自家焙煎の珈琲屋さんで
いれ方を教えてもらってからです。

「これがいいよ」と教えてもらって買った珈琲ミルで、
毎朝カリカリと豆を挽いていれます。
アイス珈琲は苦手なので、いくら暑くてもホット。

結構面倒くさがり屋のところもある私ですが、
これだけは挽いてあるのや、
電動ミルで「ジャッ」というのはだめで、
毎朝カリカリと地道にやってます。
い〜い香りがたまりません♪

家を空けるとき以外は毎日ですから、
かな〜り年季が入っています(笑)。

この珈琲ミル、イギリスの「SPONG」という会社の製品で、
珈琲好きの方にはご存知の方も多いようですが、
今はその会社自体がなくなってしまって、
これまでに、
「欲しいけど買えないんです」という話を何度か聞きました。

買い直しがきかないので、大事に使っていますが、
年季が入って
すっかり骨董みたいな趣になっています(爆)。


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