メルマガ NO.91 2008.9.2
<メニュー : レバーペースト そば粉と黒ごまのシフォンケーキ >
<心のレシピ: 受け取り方を変えてみる>
今年は例年になく、
子どもがふたりとも思いっきり朝寝をする毎日が続いた夏休みでした。
ペースが乱されて、自分の事は予定通りに運ばずでしたが、
イライラしても損するばかり、
ま、私もちょいと休みなさいということかも・・・なんて
都合のいい解釈をして過ごしておりました。
中学だけでも学校が始まって、やれやれです。
子どもには内緒ですけれど(笑)。
毎日の出来事の中には、
腹の立つこと、イライラすること、
落ち込むこと、悲しいこと、いろんな出来事があります。
でも同じ出来事なのに、
人によって落ち込む人と元気になる人がいますよね。
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受け取り方を変えてみる
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たとえば会社をリストラされたときに、
*明日からの生活をどうしよう。お先真っ暗だ。
*他の仕事なんてそんなに簡単に見つかるわけがない。
*私はなんてついていないんだ。
*どうして私だけこんな不幸な目にあうの。
などとと思う人もいれば、
*まぁ、人生色々ある。後のことは何とかなるだろう。
*しばらくは失業保険がもらえるから、ラッキー。
その間に後のことを考えよう。
*これまで時間が取れなくて出来なかったことをやるチャンスだ。
*この際資格を取って、次の仕事に生かそう。
という風に考える人もいます。
結婚生活が離婚という形で終わったとしても、
*あー、結婚に失敗しちゃって私の人生おしまいだわ。
*離婚なんてとっても恥ずかしい。人生の敗北者になってしまった。
*軽蔑されそうだから、これまでの人づきあいは終わりね。
なんて考える人もいれば、
*これでまた自由な恋愛が出来る。
*離婚なんて誰でもは出来ない経験ができて、人間の幅が広がったわ。
*人生山あり谷あり、だから楽しいのよね。次は何が待っているかしら。
という風に受け取る人もいます。
どちらも、最初の方の考え方をする人は、
見るからに暗く落ち込んでいますが、
あとの人だと、なんだか楽しそうな感じさえしますよね。
同じ出来事でも、人によりその受け取り方によって、
こんなにもあらわれる感情が違ってきます。
自分の中で、人や物事に対して
「ねばならない」というような思い込みがあると、
それから離れるのは難しいかもしれませんね。
このような思い込みを固定観念といいます。
固定観念というのはなかなかしぶといものかもしれませんが、
知らず知らずのうちにそうなっている場合や、
違う受け取り方があるということに
自分では気がついていない場合もよくあります。
たとえば親の考え方が刷り込まれてしまっていたり、
環境や習慣、風習からそういうものだと思い込んでしまっていたり。
だから物事に直面したときに、
自分の中の反応が明るいものでなかったときは、まず深呼吸。
そして一方方向からだけの思い込みをちょっと横において、
違う方向から見てみること、
違う受け取り方はないかと考えてみることがとても大事です。
思い込みにとらわれているときには、
ただ落ち込むしかないように思えていた物事や出来事でも、
受け取り方を変えることで「そうでもないな」と思えてきて、
気持ちが軽くなったりします。
人生はそう自分の思う通りに事が運んでくれるとは限りません。
でもどうせ同じ出来事に遭遇するのなら、
暗く沈みこんでしまうような受け取り方をするより、
前向きな受け取り方をしたほうが、
その後の人生にとってプラスになるような気がしませんか?
災いを災いのままにしてしまうか、
災いさえも力にして福に転じるかは、
あなたの受け取り方しだいです♪
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レバーペースト
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好き嫌いの分かれそうなレバーですが、
質のいいたんぱく質、脂質、ビタミン類、鉄分が豊富で、
しかもレバーの鉄分はとても吸収率が高いんですね。
だから貧血気味の人にはとっても効果があります。
それからレバーの成分は、そのまま肝臓に効果的に働くそうですから、
お肌を美しくしてくれるという作用も期待できます。
苦手な方は臭みが気になるとか、食感がイヤという方が多いようですが、
臭み問題解決の第一は、新鮮なものを求めることです。
それからしっかり血抜きをしっかりすることですが、
水でさらしても気になる方は、
牛乳にしばらくつけておくことで臭みを取ることができます。
下処理できた鶏レバーを使って、ペーストにしてみましょう。
フードプロセッサーがあれば簡単。
お気に入りのパンにたっぷり塗っていただきます。
鶏レバーをみじん切りのにんにくと玉ねぎでバターソテーして、
ブランデーをふってフランべします(ワインでもOK)。
フライパンに火が入っても落ち着いて。
すぐに消えますから、そのまま水分がなくなるまで火を通します。
これをフードプロセッサーに入れ、
バター、タイム、塩、こしょうを加えて、
なめらかになるまで撹拌するだけです。
レバーが苦手気味の方は、カロリーはちょっとアップしますが、
バターの分量を増やすととっても食べやすくなりますよ。
分量の目安とレシピカードのダウンロードは ⇒⇒こちらからどうぞ♪
日持ちはしませんが、人数によっては
一回では食べきれないこともありますよね。
保存容器に入れて、表面をぴっちりラップでおおってからふたをして、
冷蔵庫に入れて2日くらいのうちには食べきってしまいましょう。
でも同じ食べ方は飽きてしまうので、
そんなときの私の利用法をひとつ。
レバーペーストをオリーブオイルとか生クリームなど
お好みのもので少しのばして、ゆるいペースト状にして、
黒こしょうをたっぷり加えます。
ペンネやフジッリなどお好みのパスタを指定の時間茹でて
水分をしっかり切ります。
クルミを軽く焙って、ざくざく切ります。
アスパラガス、いんげん、オクラ、ブロッコリーなど
その季節の野菜を1〜2種類、さっと茹でて1cmくらい、
あるいはひと口サイズに切ります。
あとはパスタ・クルミ・野菜を、
ゆるめたレバーペーストであえるだけ。
イタリアンパセリのみじん切りや
小ねぎの小口切りをふってもいいですね。
ちょっと気の利いたひと皿の出来上がり♪
お酒を誘ってしまいますけれど(笑)。
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そば粉と黒ごまのシフォンケーキ
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薄力粉にそば粉を少しとたっぷりの黒ごまを加えて、
シフォンケーキを焼きました。
以前シフォンケーキをご紹介した時と同じく、
卵は卵黄と卵白が同じ数です。
先日はたまたま卵白が余っていたので、
久々に卵白が多いシフォンケーキを焼いてみました。
細かく言えば質感が若干違うような気もしますが、
混ぜるもの(抹茶とかココアとか今回のようなそば粉、ごまなど)によっても
出来上がりの質感は違いますし、
卵白と卵黄が同量でも十分しっとりに焼けます。
卵黄だけ余るのは困るなって思っていた方は
ぜひこの同量レシピを試してくださいね。
卵黄に砂糖とサラダ油と水を加えよく混ぜ合わせます。
卵白は砂糖を加えてしっかり硬く泡立てます。
卵黄のボウルに、合わせてふるった
薄力粉、そば粉、黒すりごま、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜ合わせ、
卵白の1/3量を加えてしっかり混ぜます。
さらに1/3量を加えて混ぜてから残りを加え、
混ぜムラがないようによく混ぜます。
型に流し込んだら180℃に熱しておいたオーブンで、
30〜35分くらいかけて焼き上げます。
シフォンケーキのポイントは、
オーブンから出した型を逆さにして冷ますこと。
これであのしっとりふっくらを保つことが出来ますから。
シンプルに砂糖を加えただけの生クリームをそえても美味しいですが、
今日はとことん黒ごま風味。
生クリームに練り黒ゴマと砂糖を加えて
程よい硬さになるまで泡立て器で混ぜます。
すぐ硬くなるので気をつけて。
冷めたシフォンケーキの周りに黒ごまクリームを塗ったら、
冷蔵庫でしっかり冷やしていただきましょう♪
黒ごま風味だと、コーヒーや紅茶だけでなく、
日本茶でいただくのもいいですよ♪
詳しい分量と、レシピカードのダウンロードは ⇒⇒こちらから♪
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レシピカードを使ってますというメールをいただいたりすると、
と〜っても嬉しいです。
さらに見やすくカワイイものにならないかと、
より楽しいレシピカード目指して研究中です!
進化するかもしれませんのでお楽しみに♪