メルマガ NO.98 2008.10.24
<メニュー : 雑穀ひじきご飯のおにぎり りんごカスタードブレッド >
<心のレシピ: 子供との距離感を大切に>
連日の天気の良さに、どうしてもドライブに出かけたくなって
先日、知り合いの方に案内してもらって
阿蘇方面に出かけてきました。
案内がとてもお上手な方だったので、
みっちりと阿蘇のドライブと散策を楽しみ、
そして温泉にもゆったり入って、
秋の一日を堪能してきました。
おかげで今週はとってもリフレッシュされた気分です♪
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子供との距離感を大切に
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「子供は天からの授かりもの」
昔の人はよくそう言っていましたが、
若い頃の私はこれを
赤ちゃんが授かるかどうかは天のみぞ知る・・・・
くらいの意味だと思っていました。
でもこの言葉にもっと深い意味があるのを知ったのは
ずっとあとになってから。
かわいいわが子は独占したいものだし、
自分の思うとおりに育って、はずれのない人生を歩んで、
幸せになってほしいと誰もが願うのではないでしょうか。
でもそんな気持ちだけがエスカレートすると、
子供のことにやたら口出しし、
決定すべきことがあるときにも親の考えを押し付け、
「これがあなたの幸せのためよ」
と言ってしまうことになりかねません。
子供にも人格がありますし、
いずれひとりで世の中を生きていくための、
基本的な力をつけてあげるのが親の役目のひとつ。
そういうふうに考えると、
自分の思い通りに育てようとすることは、
ときに子供の自立を妨げることになります。
子供は親の所有物ではなくて、社会の大切な一員。
その社会で、子供がひとりで独立し、
生きていけるように育てるのが親の役目。
「子供は天からの授かりもの」という言葉には、
そんな意味が込められていたんですね。
もちろん、世の中の決まりごとや、
家庭内での約束を守るといったようなしつけは、
きっちりしないといけません。
ただ近年は核家族化が進んで、
自分と子供だけのかかわりで過ごす家庭がふえ、
親にしてみれば、疑問や悩みを相談する
人も場所もないことが多いという現実もあります。
子供に対して近視眼的になりがちなのは、
そんなところにも原因があるのかもしれません。
周りにも人生の先輩たちの目がたくさんあって、
ひとりで子育てに悩まなくてもいいあたたかい環境、
そんなものを取り戻す必要もありそうですね。
子供がしっかり自立できる人間に育って、
いい親離れ、いい子離れをするには
成長に応じて、適度な距離を保つことが大切。
子供にべったりして、あれこれ口出ししていないかしら?
子供にじっくり考える時間をあげているかしら?
子供の話をきちんと聞いてあげているかしら?
子供のことを信頼しているかしら?
「子供は天からの授かりもの」
そう思って子供と接すると、
感情的にならずに、
距離感を保って子育てが出来るかもしれませんね。
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雑穀ひじきご飯のおにぎり
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雑穀が体にいいのはわかっているけれど、
うまく普段のメニューに取り入れられないとか、
自分は食べたいけれど、家族に抵抗があって・・・
なんていう場合もありますよね。
ひじき、人参、薄揚げなどを炊き込んだ炊き込みご飯に、
雑穀を混ぜると、
ほかの具にまぎれて、雑穀があまり気になりません。
小ぶりのおにぎりにすると、さらに食べやすくなります。
お酒を飲みながらのテーブルでも、
これならおつまみ感覚で手が伸びますよ。
押し麦はお米と一緒に研ぎます。
アワは粒が小さいので、
うっかり水に流してしまわないように
茶漉しなどに入れて気をつけてさっと洗いましょう。
今日のレシピでは胚芽米を使っていますが、
もちろん白米でもOKです。
お米と雑穀を、鍋か炊飯器に入れ、
水で戻したひじき、みじん切りにした人参、
小さく切った薄揚げ、黒ごまを加えて
淡口しょう油と塩で味付けしただし汁で
普通に炊くだけです。
自然の食物の恵みで、
健康に体のなかからきれいになりたいと思ったら、
食物繊維がとても豊富で、デトックス効果抜群の雑穀は、
大きな味方になります♪
材料の目安やレシピカードのダウンロードは
こちらの ⇒⇒ 雑穀ひじきご飯のおにぎりのページ からどうぞ♪
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りんごカスタードブレッド
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先週に引き続き、りんごです。
紅玉が手に入る期間が短いので、
ついせっせとりんごのおやつを作ってしまいます。
レシピをパッと見ると、
材料が多いし、作り方も面倒そう・・・に見えますが、
パン生地をこねる、カスタードクリームを作る、
りんごを甘煮にするという
それぞれの工程はとっても簡単で時間もかからないので、
是非トライしてみてくださいね。
パン生地はごく基本の作り方で、
材料を合わせて10分程度こねたら、発酵させます。
くし型に切ったりんごは、
砂糖とレモン汁少々を加えて、サッと煮るだけ。
カスタードクリームは、卵黄と砂糖と薄力粉を混ぜて、
温めた牛乳を加え混ぜ、
漉したものを再びあたためてとろみをつけるだけ。
これだけ準備が出来たら、
発酵した生地にカスタードクリームとりんごをのせて成型し、
2次発酵させて焼くだけです。
甘酸っぱいりんごと
カスタードクリームのハーモニーが絶妙。
とーっても美味しいですから〜〜♪
分量や詳しい作り方、レシピカードのダウンロードは
こちらの ⇒⇒ りんごカスタードブレッドのページ からどうぞ♪
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大学生になって、お弁当が不要になっていた息子。
学食で食べたり、購買で買って食べたりしていたようですが、
支払いは自分のバイト代から。
いくら学食は安いといっても、食事と飲み物代、
毎日のことには出費がかさみます。
ついに、
「お昼代バカにならないから、作ってちょーだい」
と言って、最近はおにぎりやらお弁当やら、
そしてお茶も、持参するようになりました。
私の朝の仕事がちょいとばかり増えてしまったんですねぇ。
自分で作ってくれるようになるといいなぁ。。。。。