メルマガバックナンバー NO.129 2009.7.4
<メニュー : ピーマンの肉詰め 冷やしごま白玉団子 >
<心のレシピ: 頑固はイヤよ >
二日ほど大雨が続いたら、すぐ野菜の収穫に影響がでて、
大降り直後の八百屋さんは棚がさびしくなります。
天候に大きく左右される農家の方は、本当に大変ですよね。
最近は天候の変化が本当に極端です。
災害が起きないためにも、
私たちの食を支えてくれる農作物に被害が出ないためにも、
これ以上大きな気候の変動は起きないでほしいですね。
さて夏の野菜、ピーマンが活躍する季節になってきました。
ビタミンたっぷりだし、
生でもさっと炒めてもくったり煮込んでも使える優れモノ。
毎日でも食卓に登場させたい野菜です。
ただ、子どもに嫌われる野菜の代表格でもありますね。
124号のメルマガで書いたように、
自律神経の仕組み上、
子どものピーマン嫌いは仕方のない面もありますから、
料理法を変えたり、見た目を変えたりして、
あまり無理強いしないで食べさせる工夫をしましょう。
青臭さが少なく、優しい甘みのある
パプリカなどのカラーピーマンを利用するのもいいですね。
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ピーマンの肉詰め
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ひき肉と玉ねぎをこねて、ピーマンに詰めて焼き、
お醤油をジュっとかけていただくピーマンの肉詰め。
簡単で美味しいですよね〜♪
今日はちょとだけ
ハーブ&スパイスを加えたアレンジで作ってみましょう。
ハーブは生のセージを使い、
スパイスは粉のコリアンダーを使います。
玉ねぎとにんにく、セージはみじん切りにし、
ナンプラー・こしょう・コリアンダー各少々とともにひき肉に混ぜ、
よくこねあわせます。
まとまったら、縦半分に切ったピーマンの種を取って、
ぴっちり詰めましょう。
フライパンにサラダ油を熱して、肉詰めのピーマンを
両面しっかり焼いたら出来上がり。
味が付いているので、
レモンだけギュッと絞りかけて食べると美味しいですよ♪
分量の目安やレシピカードのダウンロードは⇒⇒ こちらから♪
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冷やしごま白玉団子
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子どもにとって、日々のおやつは欠かせません。ただ
毎日食べるものだから、材料やカロリーには気をつけたいところ。
カロリーの点から考えると、
和風のお菓子は油脂を使わないものも多いので、
気軽に利用したいですよね。
小豆は体にはとてもよい食材なので、
うちではしょっちゅう甘さ控えめで炊いて、冷蔵や冷凍にしています。
炊いた小豆、あるいは市販の小豆あんと
水でこねて、丸めて茹でるだけで食べられるお団子の粉を常備しておくと、
素朴な和風のおやつも簡単にできますね。
お団子の粉に、すり白ごまたっぷりと砂糖少々を入れ混ぜ、
水を加えて、べたべたし過ぎない程度のほどよい硬さにこねます。
直径2cmくらいに丸めて、沸騰したお湯に次々入れ、
浮き上がってきたものから氷水にとって冷やし、
ざるにあげて水気を切りましょう。
あとはこのお団子と小豆を、美味しそうに盛りつけるだけ。
お腹のふくれ具合もほどよい、冷たい満足おやつになりますよ♪
分量と出来上がりの写真は⇒⇒ こちらをどうぞ♪
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頑固はイヤよ
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認知症とかボケと言われる症状の中にありがちな症状のひとつに
「考え方が古い」とか「頑固だ」とかいうのがあるそうです。
自分の持っている考えを変えようとする気がなくて、
即座に「NO!」と反応してしまうんですね。
これは、
自分にとっての新しいことを組み立てていくのが面倒になっている、
つまり、
脳の前頭葉の機能が低下していることの現れともいえるそうですよ。
普段からこのメルマガでもお伝えしていますが、
ものごとには多面的なとらえ方があります。
自分では「こうに違いない」と思っていることでも、
少し見方を変えたり、違う立場に立って考えてみると、
「そうかぁ、こういう考え方もあるんだなぁ」とか
「自分の頑なな考えは、ちょっと違うのかも・・・」などと
それまでの自分とは違う考え方が出来て、
問題が解決できたり、
すれ違ってしまった人間関係を修復することもできます。
同時に、そうすることが、
前頭葉がものごとを選んだり判断したり系統立てて考えたりするのを
鍛えることにもつながっていくんですね。
柔軟な考え方が出来る人は、
前頭葉のそんな機能が
いい状態に保たれているということでもあります。
古い考えが間違っているということではありません。
ほかの見方をしてみた上で、
「やはり私はこう思う」と、本来の自分の考えを維持するなら
脳の高度な機能は保たれていきます。
人の話を聞かないで、自分の考えに固執していませんか?
ボケない、若い明晰な頭脳のあなたでいたいなら、
頑固な自分にはサヨナラしましょう♪
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きのうは中学校の授業参観と懇談会がありました。
懇談では、先生からも親からも
楽しい話笑える話がたくさん飛び出しましたが、
覇気のない子、授業中に堂々と居眠りする子も多い
いまどきの中学生に、
「先生、もっとビシッと指導なさっていいのに。」
と言う私たち親に、先生が
「ちょっと何かすると、学校ではなく
教育委員会に直接に申し出があって大問題になるので、
手も口も出せないことが多いんです。」
と言われてみんなびっくり!
集団生活の中で、
注意したり叱ったりするべき時にそれが出来なくて、
何のための学校教育でしょう?
自分の都合優先で、
子どもを甘やかすことが愛情だと勘違いしている方が、
わが子の態度は棚にあげて
先生の上げ足を取るようなことをしがちのように思えるのは
私の思いすごしかなぁ?
親の顔色をうかがって、教育委員会が神経質になり、
そのために
先生も神経質になっているような現状で育った子どもたちは、
社会や世界に出た時に大変な思いをするでしょうに。
参加した親たちは、複雑な気分の帰り道でした。