メルマガ NO.84 2008.7.3

<メニュー : えびグラタン たこのセビッチェ 実山椒のしょう油煮 >
<心のレシピ: ピグマリオン効果 >

ちょっと雨が降ったかと思ったら、
また晴れの日が続いています。

晴れとはいっても湿気を含んでいるので、
早くスッキリと晴れてほしいけれど、
でもこのままじゃ水不足が心配?

皆さんがお住まいのところではいかがですか?


時間があれば服や小物を自分で作る私ですが、
やり始めると、
ほかのこととの時間のバランスが取れなくなったりするので、
ここしばらくミシンから遠ざかっていました。

でも5月の連休に娘の服を作ってからやる気が出て、
デザインのアイディアもわいたりしたので、
6月は結構服やバッグを作りました。

仕事でも趣味でも、
気の持ちようと時間の使いようで、
量をこなせるものだなぁと思ってしまいました。

以前作ったものを手直ししたのまでいれると6月の制作、⇒⇒ こんな感じです。

最近はエコバッグがだいぶ定着してきましたが、
私も以前から、自作の買い物袋を持ち歩いていました。

でも、ちょっとくたびれてきたのと、
自分で作った物ながら、イマイチ形が使い勝手が悪いので
新しいのを作ろうと思いながら手をつけていなかったのですが、
これも一気に作ってしまいました。

今度のはとても使いやすいくて、
同じ形で大小いくつか作ろうかなぁと思っています。

手作りサイトは整備(?)途中なので、まだお見せできないのですが、
整ったらアップしてお知らせしますので、
簡単で使いやすいエコバッグ、
自分で作ってみようと思う方は参考にしてくださいね♪


さて、自分では自信のないことでも、人から
「大丈夫よ、きっとできるわ♪」と言われると、
何となく出来そうな気がしてくることはないでしょうか?

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   ピグマリオン効果  
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ピグマリオン効果という言葉を聞いたことがありますか?

ギリシャ神話に登場する
ピグマリオン王の逸話にちなんだ現象のことをさします。

自分で作った女性の彫刻があまりにも美しく、
恋をしてしまったピグマリオンは、
彫刻に命が宿ることを祈り続けました。

その結果、神によって彫刻に命が吹き込まれ、
幸せに暮らしたというお話から、
心から願って期待し続ければ、その期待が叶う、
相手もその期待に応えようとするようになるということです。

人の心理には、相手の期待に対して
常に敏感に反応するという動きがありますから、
人は「そのように」扱うと、「そのように」なるということになります。


これを子どもの日常にあてはめてみましょう。
例えばあまり成績がふるわないわが子に対して、

「この子はどうせダメなんだから」と心の中で思い、
「ほら、勉強しなきゃいい点取れないわよ」
なんて言って過ごした場合と、

「この子はやれば出来る」と信じ、
「あなたはちゃんと出来るんだから、頑張ってね♪」
と、期待の言葉をかけ続けた場合。

試験の日を迎えたときには、大きな差がでています。

自分が子どもだと考えてみると、
期待されているんだと感じた方が、
やる気になれると思いませんか?

期待は、言葉をかえれば信頼するということにもなります。
信頼されると、その信頼に応えようと思うのが、
人の自然な心理ではないでしょうか。

ただし、期待しすぎは逆に子どもの負担になるばかりですから、
ほどほどにしましょう。


どんな面でも、
「ダメね」って思わずに期待と信頼を寄せるのはもちろん、
子どもの得意な面や長所を見つけてあげる目もすごく大事です。

得意なことなら、期待されると本当に伸びていきます。
そしてその子の大きな財産になっていきますよね。


ダンナさまに対しても同じです。
例えば、思うように昇進できていないダンナさまに、
「まったくこの人ってダメねぇ」と冷たい態度をとっていると、
いつまでたっても昇進できないままかもしれません。

どうせなら自分の心の中でも
「きっとこの人は昇進できる」と信じ、
「あなた、きっと大丈夫よ。期待してるから♪」と言っていれば、
その期待と信頼に応えてくれるのではないでしょうか。


彫刻に命を吹き込むほど大変なことではなくても、
期待と信頼を寄せることで、
相手をその期待に近づけて、より良い方向へ持っていけそうなこと、
身の回りにたくさんあると思いますよ♪

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   えびグラタン
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先日娘の友達が泊まりに来て、
夕食に二人でグラタンを作りたいと言います。

それで、私は横から時々指示をするだけで作ってもらいました。
初めてにしてはなかなかの出来。

ちょうどこのメルマガの読者さんからも、
シンプルなグラタンの作り方を載せてほしいという
リクエストをいただきました。

暑い季節にはちょっと敬遠されがちになるグラタンですが、
今日のえびグラタン以外にも、
パスタなしで、夏の野菜を使ったグラタンなども
冷たい白ワインと相性がよくて美味しいものです。

夏場、普段はなるべくエアコンを使わないようにしていても、
たまにはお部屋をしっかり冷やして、
こういうメニューを楽しむのもいいのではないかしら。

なにせ、ホワイトソースさえ出来れば、
あとは具材と合わせてチーズをのせて焼くだけ。

だまになりやすいと思われがちなホワイトソースですが、
とにかく作ってみること。
料理はどれもそうですが、
試行錯誤をくり返して自分のモノになっていくものですから、
気軽にトライしてみるのが、お料理上手への近道だと思います。

バターを弱火で溶かして、バターと同量の薄力粉を振り入れます。
弱火のままで炒めていると、ぽってりしていたのが
サラッとした感触に変わる瞬間があります。

そうしたら、なべ底を濡れ布巾の上に置いて冷まし、
泡立て器を絶えず動かしながら牛乳を一気に加えます。
よく撹拌したら再び弱火にかけてチキンコンソメを加え、
なべ底からかき混ぜましょう。
塩・こしょうで調味してナツメグもふって、
もったりと濃度がついたら出来上がり。

だまになるのが不安なときは、
薄力粉よりバターの分量をちょっと多めにするのがポイントです。

それから、バターで玉ねぎの薄切りを炒めておいて、
しんなりしたら薄力粉を振り入れて炒めるのも、
だまになるのを防ぐにはいい方法です。
私もその日の気分で、この方法で作るときもあります。

えびは殻をむいて背わたをとり、
玉ねぎは1cm幅くらいに切って、
みじん切りのにんにくを炒めて玉ねぎも炒め、
えびを加えて、あれば白ワインをひとふりして火を通します。

パスタは指定の時間ゆでてざるにあげます。

あとは具材とホワイトソースを混ぜて耐熱のお皿にいれ、
上に溶けるチーズ、さらにはお好みでパルミジャーノもふりかけて、
250度に熱したオーブンで、
チーズがこんがりとろ〜り溶けるまで焼きましょう。

分量の目安とレシピカードのダウンロードは ⇒⇒ こちらから♪

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   たこのセビッチェ
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熱いグラタンメニューにぴったりの、
冷たい前菜はいかがかしら?

1cm角くらいに切ったゆでだこの足と、
みじん切りの玉ねぎ、ハラペーニョ(唐辛子)のみじん切り、
香菜のざく切りを、
レモン汁と塩、オリーブオイルでよく和えて、
冷蔵庫でしっかり冷やすだけです。

子どももが一緒の食事のときは、ハラペーニョ抜きで作っておいて、
食べるときに必要な人だけ辛味を加えたりもします。

ハラペーニョがないときは、グリーンタバスコで代用したり、
沖縄のこーれーぐすを使ったりします。
(こーれーぐすは、島唐辛子を泡盛で漬け込んだもの)

グラタンにピッタリの白ワインは、
このセビッチェにもバッチリあいますよ〜♪

分量の目安とレシピカードのダウンロードは ⇒⇒ こちらから♪

  ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆ ++ ◇◆

きれいなグリーンの実山椒が出回る季節。
見かけたら買って、しょう油煮にしておきませんか?

小枝からはずし、洗って水を切った実山椒50gを
沸騰したお湯に塩少々を加えて7〜8分ゆで、
ざるにあげてから水に30分くらいつけておきます。

水気をしっかり切って鍋に入れ、
酒小さじ2杯、みりん小さじ1杯を加え、
しょう油をひたひたよりちょっと少なめくらいに入れて、
弱火で汁気がなくなるまで煮詰めるだけです。

密閉容器に入れて冷蔵庫に保存しておけば、
しばらくはもちそうだし、
暑い日はぴりっと実山椒をアクセントに使うと、
食欲増進に役立ちそう。
レシピを考えたらお伝えしますね〜♪

私も今日調達してきたので、これから作ろうと思います。


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