メルマガ NO.85 2008.7.12
<メニュー : 大豆とひき肉のクミン風味煮 鯖のバジルグリル >
<心のレシピ: 娘のアレルギーと親としての厳しさと優しさの加減>
先週「早くスッキリと晴れてほしいけれど、」なんて書いたものの、
まさかと思っていたら、あらら!
そのままこちら九州は梅雨明けしちゃいました。
毎日ピーカンで気温も高いのですが、
湿気がなくなったぶん過ごしやすい気がしますけれど。
これも気象変動の影響でしょうか?
こんなに梅雨が短くて、
農作物や夏場の水は大丈夫なのか、心配になります。
自然の力の前では、人は抵抗する術はありません。
これ以上地球のあちこちが自然の脅威にさらされないうちに、
早く地球を救う手立てをしなければいけないのに、
洞爺湖サミットでの温室効果ガス半減目標は2050年
・・・・って、悠長すぎると思いませんか?
今週の私は、あることでてこずっていました。
環境の悪化も一因かもしれませんが、
アトピーや花粉症を始めとして、
近年はアレルギーに悩まされている人が多いですよね。
誰にでも効果てきめんなんていう対処法がないので、
それぞれにご苦労も多いと思います。
うちは娘が、
生後半年たった頃からアトピー性皮膚炎の症状が現れ、
それから3年くらいは夜中もかきむしっては頻繁に起きる毎日。
代わってやることはできないし、
これといって納得できる治療法も見つかりません。
母親としてはすまないと思う気持ちともどかしさで、
精神的になかなかきついものがありました。
ただ年齢が上がるにつれて、症状は軽くなっていき、
小学校の高学年になる頃には、
もう縁が切れたかしらと思えるくらいになっていたんです。
それが、中学校の制服の素材が体質に合わなかったようで、
入学式直後から、
直接当たって刺激された首周りがあっという間に赤くなり、
ついでひじの内側とひざの裏側も痒がるようになりました。
そしてひどくなる一方。
私は再び治す手立てをあれこれ探し始めました。
そうやって読んだ本の中の1冊に書いてあった、
アレルギーの症状を引き起こす原因というのが、
どうも最近の娘の生活に当てはまっています。
きっかけは制服でも、
影響を受けやすい状態になっていたのでは・・・と思えたので、
娘にも生活習慣を3つばかり改めようよという話をしたんです。
ところがです!
人ごとのように聞く耳を持たないんですね、これが。
かなりムッときました。
少し前までの私だったらきっと、
「困るのはあなたでしょ。」
「あなたの事を考えて言ってるのに、なんでわかんないの?」
なんていうせりふを吐いていたに違いありません。
でも今は、そんな言葉は何の解決にもならないことがわかりましたから、
「○○して、痒いのが早く治るといいね」
「きれいな肌にもどったら、お母さんも嬉しいから」
「一緒に○○してみようよ」
というふうに、言葉を選んで「優しく」言ってみたんです。
でもねぇ、何回言ってみても、どう言ってみても
痒いのは辛いけど、でも○○を我慢したり、
○○をやるのはイヤという、わがままな態度。
何日かそうやって過ぎた挙句、
やっと決めたゆる〜い約束すらすぐ破り、
しかもお門違いの文句ばかり言うものですから、ついに限界。
何日も夜中に痒いところをさすってやる状態が続いて
私も疲れていたせいもあるかもしれません。
「じゃぁ、自分の好きなようにしたらいいわ。
そのかわり、あなたのアトピーに関してはもう何にもしません!!」
と言い放ってしまいました。
カチンときた勢いで短絡的な態度をとらないようになって、
見方を変えることで穏やかな解決法を見つけるようになって、
腹を立てることもめっきり少なくなっていた最近の私ですが、
この日はもうダメでした。
翌朝も口数少ない状態で送り出してから、
「さぁて、言っちゃったけど、
このあとをどうしようかなぁ・・・・・」
と思案するものの、対策見つからず。
でもね、夕方学校から帰ってきた娘は「ただいま」のあとに、
「ごめんなさい。
アトピーが治るまで、決めた約束は守るから」
「あら〜、嬉しいわ〜♪おりこうちゃん♪」
と茶化した返事をしながら、
「はぁー、よかった」と、内心胸をなでおろした私でした。
健康や躾の面から、
親としてどうしても譲れないことってありますよね。
そんなときの厳しさと優しさの加減って、本当に難しいです。
ただ、むやみにカッカときて事をこじらせることがないように、
自分を見失うことなく冷静な判断ができるように、
普段から平常心を保つ心がけはしておきたいなぁと
あらためて思いました。
娘に試している方法、効果がみられたら
お役に立つ方がいらっしゃるかもしれませんので、
その時はまたお伝えしますね。
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大豆とひき肉のクミン風味煮
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豆類は毎日摂りたい食材のひとつですが、
長時間戻してコトコト煮てという手間がかかるせいで
敬遠する方もいらっしゃるかしら?
私は朝浸けておいて、夕食後の片付けの間に火にかけておくなどして、
ある程度まとめて煮ては、小分けして冷凍しています。
もちろん水煮の缶詰や冷凍品などもありますが、
短時間でもうまく煮える方法があれば、
もっと誰でも気楽に豆料理に親しめますよね。
それで最近試してみた大豆の煮方が結構よかったので
今日はそれをお伝えします。
洗った大豆をお湯で戻しますが、このとき
温度が高すぎるとうまくいかないようです。
70℃くらいが適温のようですが、
いちいち計るのも面倒くさい。
そこで豆の3倍くらいの量のお湯を沸かして火を止め、
洗って水を切った大豆を入れて、ふたをして20分。
これでちゃんと戻りました。
夏と冬ではお湯の温度の下がり方が違いますから、
夏場は少しふたをすかし、
冬場はしっかりふたをしておいていいと思います。
大豆が戻ったらそのまま火にかけて、沸騰したら弱火。
だいたい40分くらいで程よい硬さに煮えました。
戻して煮るまで全部で1時間です。
しかも浸けておいて弱火にかけておくだけ。
それ以外に途中手を煩わされることもありません。
タイマーをセットしておけば、何をしていても大丈夫だし、
一晩水に浸けて・・・・なんて考えなくてもよいのなら、
ずい分気楽に豆料理が出来ると思いませんか?
さて、煮えた大豆を使って、クミン風味の料理を一品。
クミンシードで香りを出しておいて、
玉ねぎやひき肉を炒めて、
さらに粉のクミンとコリアンダーも加え、
大豆やコロコロのじゃが芋、ピーマンと一緒に煮込むだけ。
クミンやコリアンダーの香りは、
食欲がないときでもそそられますし、
胃腸も元気にしてくれます。
スパイスはやたらあれこれ揃えても、
使う頻度が低いと、
あまり使わないうちに香りが飛んでしまったりしますが、
クミンとコリアンダーは結構使えるスパイスでおススメです。
材料の目安や詳しい作り方、レシピカードは⇒⇒ こちらをどうぞ♪
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鯖のバジルグリル
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こちらは夏が旬のバジルを使って、お手軽グリル。
オリーブオイル、おろしにんにく、
みじん切りの黒オリーブと玉ねぎとバジルを混ぜ合わせた中に、
鯖を浸けておいて、オーブンで焼くだけ。
皮目がパリッと焼けたところに、
ジュッとレモンを絞りかけていただきます♪
ひんやり野菜たっぷりのサラダとあわせると、GOODな献立になります♪
材料の目安や詳しい作り方、レシピカードは⇒⇒ こちらです〜♪
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先週お友達の雑貨屋さんのアトリエで、
コサージュ作りのワークショップがあったので参加してきました。
コテなどの道具は持っていて、
これまでにも自分で作ってはいるのですが、
今回の先生の作品のような、
ふわっと柔らかい雰囲気をなかなか出せないので、
そのあたりの感じをつかめるといいなと思って。
作品の写真はこの日のブログにアップしてあります。
イメージどおりのコサージュが出来たのも満足だったし、
和気あいあいとした集まりになったので、
参加した方たちと新しいつながりが出来たのも収穫でした。
今度はうちで料理教室をという話も出てきて、
楽しみです〜♪